タケダ機械が５年７カ月ぶり高値、２４年５月期営業利益及び配当予想を上方修正

　タケダ機械<6150>が大幅続伸し、１８年６月以来約５年７カ月ぶりの高値水準となっている。１５日の取引終了後、２４年５月期の連結業績予想について、営業利益を４億４０００万円から５億３０００万円（前期比３８．１％増）へ、純利益を３億１０００万円から３億６０００万円（同１３．６％増）へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を７０円から８０円（前期６０円）へ引き上げたことが好感されている。

　売上高は５０億円（同６．６％増）の従来見通しを据え置いたものの、下期の納入案件に対応する操業の確保や、想定したコスト上昇の抑制や前期に行った販売価格の見直しによる影響などで、上期の各利益が想定を上回ったことが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（２３年６～１１月）決算は、売上高２５億８２００万円（前年同期比２２．４％増）、営業利益３億４２００万円（同９３．８％増）、純利益２億２６００万円（同４１．０％増）だった。

出所：MINKABU PRESS