東製鉄が４日ぶり高値、熱延コイル生産集約で競争力強化を期待した買い先行

　東京製鉄<5423>が続伸、４日ぶりに年初来高値を更新した。前週末取引終了後、熱延コイルの生産を集約し、固定資産の減損損失を計上すると発表したことを受け、鋼板事業の競争力強化を期待した買いが先行している。田原・岡山両工場の熱延コイル生産を来年度から田原工場に集約、岡山工場の一部設備を休止することに伴い、固定資産減損損失約４５億円を１５年３月期第３四半期計上する。ただ、業績予想については、保有投資有価証券の一部を売却するため、変更はないとしている。

東製鉄の株価は９時２５分現在７００円（△３９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）