倉元が急反落、ガラス基板事業の受注低迷で１５年１２月期業績予想を下方修正

　倉元製作所<5216>が急反落となっている。１２日の取引終了後、１５年１２月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の７８億円から７３億円（前期比７．１％増）へ、営業利益を同７億７０００万円から２億４０００万円（前期１億５８００万円の赤字）へ、純利益を同６億円から２億４０００万円（同３億６０００万円の赤字）へ下方修正したことを売り材料視。主力のガラス基板事業で競争激化により受注が大きく低迷したことが要因としている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（１～６月）決算は、売上高３１億５６００万円（前年同期比７．１％減）、営業損益１億５６００万円の赤字（前年同期３４００万円の赤字）、最終損益２億１１００万円の赤字（同１億６００万円の赤字）だった。

倉元の株価は９時２１分現在３６６円（▼６２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）