大王製紙が続急伸、「前期経常は87%増益に上振れの公算」
大王紙 <3880> が続急伸。日経新聞が22日付で「2015年3月期の連結経常利益は前の期から87%増え、210億円程度となったもようだ。従来予想を10億円程度上回る」と報じたことが買い材料視された。
報道によると、洋紙や段ボール原紙の値上げにより「紙・板紙」事業の採算が改善したうえ、国内外で紙おむつの販売も伸びた。生産工程で用いる薬品の共通化などによる原価低減も利益を押し上げ、円安による原燃料価格の上昇を吸収したという。
続く16年3月期についても、好採算の紙おむつやティッシュペーパーなど「家庭紙」の好調により増益が続く公算が大きいと伝えており、決算発表(5月12日予定)を前に業績上振れに期待する先回り買いが向かった。
なお報道を受けて、会社側は前場取引時間中にコメントを発表。「当社が発表したものではない」としながらも、「概ね報道の内容通りの水準となる見込み」で現在精査中としている。
株価は年初来高値を連日更新。
株探ニュース
報道によると、洋紙や段ボール原紙の値上げにより「紙・板紙」事業の採算が改善したうえ、国内外で紙おむつの販売も伸びた。生産工程で用いる薬品の共通化などによる原価低減も利益を押し上げ、円安による原燃料価格の上昇を吸収したという。
続く16年3月期についても、好採算の紙おむつやティッシュペーパーなど「家庭紙」の好調により増益が続く公算が大きいと伝えており、決算発表(5月12日予定)を前に業績上振れに期待する先回り買いが向かった。
なお報道を受けて、会社側は前場取引時間中にコメントを発表。「当社が発表したものではない」としながらも、「概ね報道の内容通りの水準となる見込み」で現在精査中としている。
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