クリアル---シドニー近郊の物流施設開発プロジェクトにプライベートクレジットによる投資を実行

クリアル<2998>は19日、シドニー近郊の物流施設開発プロジェクトにプライベートクレジットによる投資を実行したことを発表。

同社は、飛躍的な事業成長と多角化を目的として、2023年11月に子会社であるCREAL Asiaをシンガポールに設立し、海外を起点にした各事業展開を推進・準備中。

今回、本格的なグローバル展開に向けたCREAL Asiaの推進する海外初の案件として、オーストラリアのシドニー近郊のキラウィーにおけるセルフストレージ及び倉庫の開発プロジェクトへの投資を同社で実行した。本開発PJは、シドニー中心地より25km程の距離で、レジデンスと商業施設が混在するエリアに所在する、77 のセルフストレージと 8 の倉庫からなる総額 3,950 万豪ドルの物流施設開発プロジェクト。本投資は、本開発PJに対して短期(1年程度を予定)のコンストラクションファイナンスを提供するもので、同社はその一部について他の機関投資家と共同投資を行った(なお、本投資のその他詳細及び投資金額は非開示)。シドニー近郊では、セルフストレージと倉庫はともに成長市場で高い稼働率となっており、本開発PJのデベロッパーのこれまでの実績も踏まえ、安全性の高いプロジェクトと判断している。本投資をきっかけに、オーストラリア市場での案件創出を加速するともに、CREAL Asia のプレゼンス向上を図り、グローバル展開の拡大を図る。

《SI》

　提供：フィスコ