テラが続急騰、棒状細胞ワクチンの症例報告が英学術誌に掲載
8日、テラ <2191> [JQ]が樹状細胞ワクチン「バクセル」の局所再発胃がんに対する症例報告が英国の腫瘍外科専門学術誌に掲載されたと発表したことが買い材料。
報告は医療法人社団医創会セレンクリニック名古屋における胃がん手術後再発症例で、高度な肺気腫により根治手術ができず、また内視鏡的粘膜切除術も当時の基準で適応外と判断された。だが、樹状細胞ワクチン「バクセル」の内視鏡を用いた7回の投与により、1ヵ月後に腫瘍は縮小し、組織生検の結果ではがん細胞の消失が確認されたとしている。
肺疾患のため手術ができない再発胃がん患者に対し、樹状細胞ワクチン療法の腫瘍内局所投与が著効した初めての症例報告となる。
(「株探」編集部)
報告は医療法人社団医創会セレンクリニック名古屋における胃がん手術後再発症例で、高度な肺気腫により根治手術ができず、また内視鏡的粘膜切除術も当時の基準で適応外と判断された。だが、樹状細胞ワクチン「バクセル」の内視鏡を用いた7回の投与により、1ヵ月後に腫瘍は縮小し、組織生検の結果ではがん細胞の消失が確認されたとしている。
肺疾患のため手術ができない再発胃がん患者に対し、樹状細胞ワクチン療法の腫瘍内局所投与が著効した初めての症例報告となる。
(「株探」編集部)