貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1826 佐田建設

東証S
718円
前日比
+6
+0.84%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
146 0.72 3.62 56.49
時価総額 111億円
比較される銘柄
大豊建, 
植木組, 
飛島建
決算発表予定日

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<動意株・6日>(大引け)=佐田建、三陽商、コメ兵HDなど

 佐田建設<1826>=異色の上値追い。株価はきょうで6連騰となり、新値街道に復帰した。群馬県を地盤とする中堅建設会社で足もとの業績は苦戦しているが、有配でPBR0.6倍台というバリュー株で株価600円前後という値ごろ感とあわせ水準訂正余地が意識されやすい。もっとも値動きは需給相場の様相が色濃い。8月下旬以降は陽線の多さが際立っている。株価面では9月11日に陽線で上放れてから上げ足を加速、特に今月に入ってから全体地合いとは無縁の上昇パフォーマンスにマーケットの視線が集まっている。市場では「特に材料と呼べるものは見当たらないが、解散総選挙説が相変わらず根強いなか、選挙絡みの思惑で建設株が買われるケースも少なくない」(ネット証券アナリスト)という声も聞かれた。

 三陽商会<8011>=ストップ高。6日午前11時、24年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と年間配当予想の修正を発表。最終利益の見通しを25億円から28億円(前期比29.9%増)に引き上げた。年間配当予想は59円から88円(同33円増配)に大幅に引き上げた。新たにPBR(株価純資産倍率)改善計画を公表し、配当水準を段階的に向上させる方針を示しており、これらをポジティブ視した買いが集まった。売上高は610億円から615億円(同5.5%増)に見通しを上方修正した。春夏物のプロパー商材が好調だったほか、値引き販売の抑制も計画通りに進み、8月中間期の業績が想定を上回った。PBR改善計画では配当水準に関し、24年2月期のDOE(株主資本配当率)を3%、25年2月期のDOEを4%とする計画を明らかにした。

 コメ兵ホールディングス<2780>=大幅高で続伸。午前11時ごろに発表した9月度の月次売上高(速報値)が前年同月比33.6%増の78億8400万円となり、6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。9月2日から24日にかけて「秋の大決算Bargain」を開催したことなどが貢献した。

 コムシード<3739>=急反発。5日の取引終了後、韓国で事前登録を開始したモバイルゲーム「進撃の巨人Brave Order」について、事前登録者数が登録開始から1週間で36万人を突破したと発表。これを材料視した買いが入っている。事前登録者数が30万人を突破したことを受け、ゲームローンチ後にすべてのユーザーに対してゲーム内で使えるアイテムをプレゼントするという。今後40万人、50万人突破時にもそれぞれアイテムのプレゼントを予定している。

 ジンズホールディングス<3046>=大幅続伸。5日の取引終了後に発表した9月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比9.4%増と8カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。自宅での使用を提案した “おうち時間に着替えるメガネ”「JINS HOME」が売り上げを牽引したほか、前月に続き、紫外線や目に見える光でカラー濃度が変化する「可視光調光レンズ」や、傷・汚れ・反射に負けない特殊なコーティングを施した「JINS 無敵コーティング」などのオプションレンズの装着率が上昇したことも寄与した。なお、全店売上高は同10.4%増だった。

 クシム<2345>=上昇加速でストップ高。3連騰で5日・25日・75日移動平均線が収れんする300円近辺のもみ合いから一気に上放れた。同社は学習ソフトの製販を祖業とするが、現在はIT人材の派遣やブロックチェーンサービス(暗号資産)分野に特化している。5日取引終了後、子会社チューリンガムが博報堂キースリー、Stake Technologies、博報堂DYメディアパートナーズと共同で、企業のトークン活用施策を総合的に支援するソリューション「まるごとトークン」の提供を開始したことを発表、これを材料視する買いを呼び込む形となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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