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ダウ平均は反発 今月も上昇して終えそうな気配=米国株序盤

NY株式27日(NY時間12:17)(日本時間01:17)
ダウ平均   39467.68(+185.35 +0.47%)
ナスダック   16305.18(-10.52 -0.06%)
CME日経平均先物 40360(大証終比:-70 -0.17%)

 きょうの米株式市場でダウ平均は反発の一方、ナスダックは小幅安で推移している。ナスダックは序盤は反発して始まったものの、IT・ハイテク株の上値は重く、買い一巡後は伸び悩んだ。

 米株式市場は、利下げのタイミングを探る手がかりとなるデータを待つ中、ここ数日は月末期末の調整も出ているようで下げが続いている。しかし、今月も四半期ベースで上昇して終えそうなほか、月足では5カ月連続で陽線を描きそうな気配だ。金曜日がグッドフライデーで休場のため、明日が月内最終売買日となる。

 株価のバリュエーションが企業業績の見通しに見合っていないのではないかとの懸念や、AIに過剰に投資しているのではないかとの懸念などから、ここに来て市場は方向性を見出せないでいる。ただ、「バリュエーションはある意味現実に戻る可能性があるものの、長期的に今回の上昇相場には軸足があり、勢いもある」といったコメントや、「投資家は今後の利下げに自信を持っている。主なリスクは利下げ期待が再び後退すること、もしくは業績予想が悪化する可能性があることだ」といったコメントも聞かれる。

 警戒感はあるものの、来四半期も調整を経ながら上値追いを期待する向きが多いようだ。

 メルク<MRK>が上昇。FDAが同社の「ソタテルセプト(製品名Winrevair)」を肺動脈性肺高血圧症(PAH)の新たな治療薬として承認した。

 オンライン証券のロビンフッド<HOOD>が上昇。米国の消費者向けにクレジットカードを展開すると発表したことが買い手掛かり。

 前日、特別買収目的会社(SPAC)との合併で新たに取引が開始したトランプ・メディア&テクノロジー<DJT>が時間外で大幅に続伸。大統領選と伴に人気化しているようだ。ただし、個別株オプション市場では、急落に備えた動きも見られている状況。

 ゲーム販売のゲームストップ<GME>が決算を受け大幅反落。決算への期待から今週に入って買いが強まっていたが、予想を下回る内容に失望感が広がっている模様。

 ニューベーション・バイオ<NUVB>が大幅高。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の1.40ドルから10ドルに引き上げた。前日終値よりも3.5倍高い水準。アンハート・セラピューティクス社の買収を理由に挙げている。

 フィンテック開発のエヌシノ<NCNO>が決算を受け大幅高。アナリストからもポジティブな評価が出ていた。

メルク<MRK> 130.54(+5.02 +4.00%)
ゲームストップ<GME> 13.16(-2.35 -15.13%)
ニューベーション<NUVB> 3.84(+0.96 +33.25%)
ロビンフッド<HOOD> 19.83(+0.55 +2.83%)
トランプ・メディア<DJT> 67.78(+9.79 +16.88%)
エヌシノ<NCNO> 35.73(+5.55 +18.39%)

アップル<AAPL> 171.95(+2.24 +1.32%)
マイクロソフト<MSFT> 419.64(-2.01 -0.48%)
アマゾン<AMZN> 178.61(+0.31 +0.17%)
アルファベットC<GOOG> 150.63(-1.07 -0.71%)
テスラ<TSLA> 180.18(+2.51 +1.41%)
メタ<META> 491.33(-4.56 -0.92%)
AMD<AMD> 178.31(+0.44 +0.25%)
エヌビディア<NVDA> 898.70(-26.91 -2.91%)
イーライリリー<LLY> 775.57(+0.67 +0.09%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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