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ダウ先物は小動き 次のアクション待ちの雰囲気が続く=米国株

米株価指数先物(3月限)(NY時間08:44)(日本時間22:44)
ダウ先物 39081(-35.00 -0.09%)
S&P500 5083.00(+2.75 +0.05%)
ナスダック100先物 18009.00(+32.00 +0.18%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小動き。S&P500、ナスダック100も横ばいで推移している。高値警戒感から利益確定売りも出ているものの、下押す動きまでは見られていない。

 決算もひとまず無事に通過し、FRBの早期利下げ期待の後退もある程度織り込んだ。それでも株式市場は米経済のソフトランディングへの期待が下値をサポートしている状況の中で、次のアクション待ちの雰囲気が強まっている。IT・ハイテク株中心に高値警戒感もあるものの、上値追いへの期待は依然として温存されている。

 投資家はひとまず今週発表されるPCEデフレータの数字を待っている状況。「PCEはどちらの方向にも大きな触媒となる可能性を秘めている。目先の最大の注目材料だ」との指摘が出ている。

 今月発表の1月分の米経済指標は強い内容が多く、PCEデフレータもインフレの粘着性を示すのではとの警戒感もあるようだが、半面、FRBの次の行動は利下げとの期待を崩すほど強い内容にはならないとの見方も根強い。

 百貨店のメーシーズ<M>が取引開始前に決算を発表し、通期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。同社はまた、買収を狙うアクティビスト(物言う株主)2社に対抗するため、米国内の約3分の1の店舗を閉鎖すると発表している。時間外では小動きで推移。

 ズーム・ビデオ<ZM>が時間外で大幅高。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、売上高、1株利益とも予想を上回った、法人会員からの売上高が4.9%伸びた。ガイダンスも公表し、第1四半期、通期とも予想を上回る1株利益の見通しを示している。同社はまた、15億ドルの新たな自社株買いを発表した。

 石油・ガス開発のヘス<HES>が時間外で下落。同社はシェブロン<CVX>による買収で合意しているが、南米ガイアナ沖の大規模石油プロジェクトの権益取得を巡り、エクソンモービル<XOM>と中国海洋石油(CNOOC)が先買権を主張していると投資家に警告。これにより、買収計画が頓挫する可能性が発生。

 ホームセンター大手のロウズ・カンパニーズ<LOW>が取引開始前に11-1月期(第4四半期)決算を発表し、予想を上回る決算ではあったものの、通期のガイダンスは予想を下回る見通しを示していた。時間外で株価は軟調。

(NY時間08:54)(日本時間22:54)時間外
メーシーズ<M> 18.83(-0.47 -2.44%)
ズーム・ビデオ<ZM> 68.10(+4.98 +7.89%)
ヘス<HES> 145.50(-4.46 -2.97%)
ロウズ<LOW> 228.50(-2.82 -1.22%)

アップル<AAPL> 181.14(-0.02 -0.01%)
マイクロソフト<MSFT> 407.00(-0.54 -0.13%)
アマゾン<AMZN> 174.63(-0.10 -0.06%)
アルファベット<GOOG> 139.94(+1.19 +0.86%)
テスラ<TSLA> 204.47(+5.07 +2.54%)
メタ<META> 481.76(+0.02 +0.00%)
エヌビディア<NVDA> 789.10(-1.82 -0.23%)
AMD<AMD> 176.33(+0.32 +0.18%)
イーライリリー<NVDA> 759.25(-12.67 -1.64%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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