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26日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、ハイテクの利食い売りが重し


■NY株式:米国株式市場は続落、ハイテクの利食い売りが重し

ダウ平均は12.72ドル安の33,714.71ドル、ナスダックは156.74ポイント安の13,335.78で取引を終了した。

民間軍事会社ワグネルによる反乱は短期で収束し、プーチン露政権を覆すことはなかったものの、地政学リスクの上昇を警戒した売りが先行。その後、四半期末に向けた持ち高調整に絡んだ売買などが交錯するなか一時上昇する場面もあったが、ハイテク株の利食い売りが重しとなり、ナスダック総合指数は終盤にかけて下げ幅を拡大、ダウ平均も小幅下落に転じて終了した。セクター別では不動産、エネルギーが上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。

高級電気自動車(EV)メーカーのルーシッド(LCID)は英国の高級車メーカー、アストン・マーティンとEV技術で提携し、パワートレイン部品やバッテリーシステムを供給すると発表し上昇。バイオのモデルナ(MRNA)はアナリストの投資判断引上げで買われた。一方、製薬会社のファイザー(PFE)は糖尿病治療薬・抗肥満薬ロチグリプロンが肝臓損傷に繋がるリスクから開発を中止する可能性を警告したため下落。EVメーカーのテスラ(TSLA)はアナリストが最近の株価の行き過ぎた上昇やEVを巡る競争激化を理由に同社の投資判断を引き下げたことで下落。検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)はアナリストが人口知能(AI)への移行に関連したコスト上昇が業績に響く可能性を理由に同社の投資判断を引き下げたため下落した。

バイデン大統領はホワイトハウスのイベントでロシアの事態に関与していないと表明した。

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:日本の為替介入を警戒して円売りは一服

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、143円00銭へ下落後、143円72銭まで上昇し、143円51銭で引けた。日本政府関係者の円安是正発言を受けた円の買戻しや地政学的リスクの上昇でリスク回避の円買いが一時優勢となった。ダラス連銀製造業指数が予想を下回ったが5月から改善。さらに、押し目での、根強い連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測を受けたドル買いに下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.0920 ドルまで上昇後、1.0900ドルまで反落し、引けた。戻り高値からはドイツの低調な経済指標を受けたユーロ売りに押された。ユーロ・円は156円15銭まで弱含んだのち、156円71銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2694ドルへ弱含んだのち、1.2728ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8916フランから0.8955フランまで上昇した。


■NY原油:小幅高で69.37ドル、一時70ドル台を回復

NY原油先物8月限は小幅高(NYMEX原油8月限終値:69.37 ↑0.21)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.21ドルの69.37ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは68.71ドル-70.11ドル。アジア市場の序盤で70.11ドルまで買われたが、需要増の思惑後退でじり安となり、ロンドン市場の序盤にかけて68.71ドルまで反落。ただ、米長期金利の低下を受けた買いが入ったこと米国市場の序盤に70.05ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に69ドル台で推移した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 28.09ドル +0.34ドル(+1.23%)
モルガン・スタンレー(MS) 83.59ドル +0.01ドル(+0.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)312.36ドル -2.35ドル(-0.75%)
インテル(INTC) 33.34ドル +0.34ドル(+1.03%)
アップル(AAPL) 185.27ドル -1.41ドル(-0.76%)
アルファベット(GOOG) 119.09ドル -3.93ドル(-3.19%)
メタ(META) 278.47ドル -10.26ドル(-3.55%)
キャタピラー(CAT) 236.95ドル +2.51ドル(+1.07%)
アルコア(AA) 32.99ドル +0.15ドル(+0.46%)
ウォルマート(WMT) 155.05ドル -0.41ドル(-0.26%)
《ST》

 提供:フィスコ

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