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ダウ先物は119ドル安 アマゾンの決算がネガティブな雰囲気を広める=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:46)
ダウ先物 33810(-119.00 -0.36%)
S&P500 4141.75(-12.00 -0.29%)
ナスダック100先物 13203.25(-28.00 -0.22%)

 米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも下落しており、きょうの米株式市場は反落して始まりそうだ。前日はメタ<META>の決算を受けて市場全体のムードが高まっていたが、きょうは取引開始前までに発表になったIT企業の決算が逆に重石となっている模様。

 前日引け後に発表されたアマゾン<AMZN>の決算がネガティブな雰囲気を広めている。売上高、1株利益とも予想を上回り、同社の稼ぎ頭であるアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)も予想外に好調だった。同社株は決算発表直後に時間外で2桁の大幅高となっていたが、説明会を受けて急速に失速している。4月のAWS事業の成長が第1四半期のペースから伸びが鈍化していると述べたことが失望感を誘った模様。同社株は下げに転じている。

 また、ピンタレスト<PINS>やスナップ<SNAP>も決算を受けて冴えない反応を示している。一方、インテル<INTC>は決算自体は冴えなかったものの、その後の説明会を受けて上昇。アナリストからは底打ちの可能性も指摘されているようだ。

 いまのところ、決算シーズンは全体的に予想以上に好調。S&P500企業のうち261社が発表を終えているが、約80%が予想を上回る1株利益を報告した。しかし、市場からは楽観的な声は少ない。「市場は事前に最悪のシナリオを想定し、予想自体を下方修正していた。そのことが今回の決算へのポジティブな反応の主因だ」と指摘している。

 本日は来週のFOMCに向けた動きが出る可能性もありそうだ。FOMCについては0.25%ポイントの利上げとの見方で変化はない。利上げ停止の可能性を強調するかどうかが注目されるが、足元の経済指標からは、その可能性は低そうだ。

(NY時間08:56) 時間外
アップル<AAPL> 168.11(-0.30 -0.18%)
マイクロソフト<MSFT> 304.70(-0.13 -0.04%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 107.18(-2.64 -2.40%)
アルファベット<GOOG> 108.26(-0.11 -0.10%)
テスラ<TSLA> 160.34(+0.15 +0.09%)
メタ・プラットフォームズ<META> 239.51(+0.95 +0.40%)
AMD<AMD> 87.46(+0.02 +0.02%)
エヌビディア<NVDA> 273.00(+0.74 +0.27%)

インテル<INTC> 31.81(+1.95 +6.53%)
ピンタレスト<PINS> 24.32(-2.95 -10.82%)
スナップ<SNAP> 8.65(-1.85 -17.62%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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