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4068 ベイシス

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ベイシス---3Q売上高46.95億円、IoTエンジニアリングサービスが堅調に推移


ベイシス<4068>は15日、2024年6月期第3四半期(23年7月-24年3月)決算を発表した。売上高が46.95億円、営業利益が0.08億円、経常利益が0.06億円、四半期純損失が0.24億円となった。2024年6月期第2四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については、記載していない。

同社の事業領域であるモバイルエンジニアリング分野においては、通信キャリア各社が足元の設備投資を抑制するとともに、今後もコスト抑制要請は続くことが予想される。一方で通信事業者以外では、IoTエンジニアリングサービスで展開しているスマートメーター設置サービスにて生活インフラ業界におけるスマートメーター設置が進み、引き続き堅調に推移している。また、IoT機器設置だけでなく、顧客先にエンジニアが常駐し、監視・保守を行うストック案件も順調に増加している。2023年9月より一般提供を開始したSaaS「BLAS(ブラス)」の販売や、機器の初期設定などを行うキッティング業務などのサービスの拡充が進み、新規取引顧客も順調に増加している。そのため、成長が見込まれるIoTエンジニアリングサービスに経営リソースをシフトさせることで今後の長期的な事業を進めていくとしている。また、中期経営計画の方針に基づきサーバーやネットワーク関連のITインフラ領域への事業拡大を進めるため、人材サービス事業を展開するアヴァンセ・アジルの全株式をインターライフホールディングスより取得した。アヴァンセ・アジルは同社グループと同じ通信業界において、人材派遣事業を営んでおり、特に幅広いNTT グループ企業を主たる得意先としてサービス展開を行っている企業となっている。それらにより営業・マーケティング網を相互活用することによる営業上のシナジーを見込んでいる。

サービス別の売上内訳としては、モバイルエンジニアリングサービス26.53億円、IoTエンジニアリングサービス16.57億円及びその他3.83億円となっている。

2024年6月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比1.5%減(前回予想比3.9%減)の67.58億円、営業利益が同84.5%減(同53.5%減)の0.59億円、経常利益が同84.6%減(同53.5%減)の0.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同95.9%減(同85.7%減)の0.11億円としている。

《AS》

 提供:フィスコ

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