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ダウ平均は小幅高 2024年相場スタート IT・ハイテク株に高値警戒感=米国株序盤

NY株式2日(NY時間10:50)(日本時間00:50)
ダウ平均   37714.72(+25.18 +0.07%)
ナスダック   14729.21(-282.14 -1.87%)
CME日経平均先物 33170(大証終比:-310 -0.93%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高の一方、ナスダックは大幅安となっている。きょうから2024年の相場がスタートしたが、IT・ハイテク株中心に売り先行で始まった。ダウ平均も一時193ドル安まで下落したが、IT・ハイテク株以外には押し目買いも入り、ダウ平均は前日付近まで戻す展開。

 特段の悪材料が出ている訳ではなさそうだが、株価指数は昨年末まで9週連続で上昇し、最高値更新を続ける中で、高値警戒感が出ているもの思われる。米国債利回りも本日は上昇しており、昨年上げをリードしたIT・ハイテク株に戻り売りが出ているようだ。

 市場は、今年のFRBの利下げ開始を確信し、短期金融市場では3月までの利下げ開始をかなりの確率で織り込んでいる。今週発表される米雇用統計などの雇用指標やFOMC議事録などが、市場の見方を正当化すると期待しているようだ。

 ただ、行き過ぎとの声も絶えない中で一部からは、「問題は、現在の米株式市場はすべてが上手く行くことを想定して値付けし、最高値圏にある点だ。想定外の動きが出れば、投資家の意識が一旦、急速に下に傾き易くなっている」との声も出ている。

 アップル<AAPL>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を160ドルとした。アイフォーンの販売台数が低調で、マック、iPad、ウェアラブルも回復が見られないという。

 仮想通貨関連株が上昇。ビットコインが約2年ぶりに4万5000ドル台を回復したことが好感されている。ビットコインに直接投資する上場投資信託(ETF)の米当局承認への期待感が強まっている。1月10日までに米証券取引委員会(SEC)が発表。

 IT・ハイテク株に売りが強まる中で、テスラ<TSLA>は小幅安で推移し、健闘している。取引開始前に第4四半期の出荷台数を公表し、48万4507台となった。市場予想は48万3173台でコンセンサスとほぼ一致。生産台数は49万4989台と予想の48万2336台を上回った。これで2023年の納車台数は前年比38%増の181万台、生産台数は前年比35%増の185万台となった。

コインベース<COIN> 162.43(-11.49 -6.61%)
マラソン・デジタル<MARA> 24.43(+0.94 +4.00%)
ライオット<RIOT> 16.12(+0.65 +4.20%)
マイクロストラテジー<MSTR> 711.26(+79.64 +12.61%)

アップル<AAPL> 185.43(-7.10 -3.69%)
マイクロソフト<MSFT> 367.26(-8.78 -2.33%)
アマゾン<AMZN> 148.63(-3.32 -2.18%)
アルファベットC<GOOG> 137.96(-2.97 -2.11%)
テスラ<TSLA> 248.13(-0.36 -0.14%)
メタ・プラットフォームズ<META> 340.46(-13.50 -3.81%)
AMD<AMD> 139.03(-8.39 -5.69%)
エヌビディア<NVDA> 477.59(-17.63 -3.56%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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