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ダウ平均は小幅高 PCEデフレータは利下げ期待を再確認 ナイキが大幅安=米国株序盤

NY株式22日(NY時間10:56)(日本時間00:56)
ダウ平均   37457.45(+53.10 +0.14%)
ナスダック   15020.10(+56.23 +0.38%)
CME日経平均先物 33385(大証終比:+325 +0.98%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高で推移している。この日発表になったPCEデフレータが予想を下回ったことで、市場の利下げ期待を再確認する内容となった。これを受けて米株式市場は買いの反応を示している。

 ダウ平均については採用銘柄のナイキ<NKE>が大幅安となっているで上値は重い。前日引け後に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。売上高については中国が冴えなかったほか、下期も軟化を予想している。その後の決算説明会では、通期で約1%増収を見込んでいると述べた。これも失望感を拡大させた模様。

 最高値更新が続く中で、明日からのクリスマス休暇を前に米株式市場には一服感も出ているようだ。先週のFOMCは市場のリスク意欲をかき立てたが、その後の急上昇で逆に過熱への懸念と反落リスクへの警告につながっている。

 米大手銀のストラテジストは下げるのを待って買いを入れるべきと助言。米株式市場は割高の領域に入ってきており、ここから上昇するには新たなきっかけが必要だという。

 「金利は今後数カ月に渡って低下傾向を辿るだろうが、過去数週間のような下支えにはなりそうもない。次に利回りが大きく低下するのは、マクロデータが弱含みとなる時だ。ただ、その場合は、株式市場が現在織り込んでいる強い企業業績予想の前提に疑問符がつく可能性が高い」と指摘した。

 自動車部品のセプトン<CPTN>が上昇。前日引け後に小糸製作所が子会社化に向けて交渉を開始すると発表された。小糸製はすでに同社の大株主で、約196万株を保有し、持ち株比率は約12.4%に達している。

 ロケット開発を行うロケット・ラボUSA<RKLB>が大幅高。米政府から5億1500万ドルの契約を獲得した。18機の宇宙船に関連した設計、製造、運用を行う。

 バイオテクロジーのアロビール<ALVR>が急落。マルチウイルス特異的T細胞治療薬「ポソリューセル」の後期臨床試験3件を中止すると発表した。

ナイキ<NKE> 109.70(-12.83 -10.47%)
ロケット・ラボ・USA<RKLB> 5.57(+1.14 +25.74%)
セプトン<CPTN> 3.43(+0.11 +3.31%)
アロビール<ALVR> 0.79(-1.54 -65.91%)

アップル<AAPL> 194.45(-0.23 -0.12%)
マイクロソフト<MSFT> 374.70(+1.16 +0.31%)
アマゾン<AMZN> 153.60(-0.24 -0.16%)
アルファベットC<GOOG> 142.47(+0.67 +0.47%)
テスラ<TSLA> 255.89(+1.39 +0.55%)
メタ・プラットフォームズ<META> 354.52(+0.43 +0.12%)
AMD<AMD> 140.08(+0.17 +0.12%)
エヌビディア<NVDA> 491.58(+1.68 +0.34%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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