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ダウ平均は小幅続伸 FOMC委員のけん制も底堅く推移 USスチールが大幅高=米国株序盤

NY株式18日(NY時間10:17)(日本時間00:17)
ダウ平均   37316.22(+11.06 +0.03%)
ナスダック   14875.11(+61.19 +0.41%)
CME日経平均先物 32750(大証終比:+50 +0.15%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に続伸し、最高値を更新している。一部のFOMC委員による否定的な意見を市場が考慮する中でも、先週のFOMCを受けた利下げ期待が米株式市場の見通しを下支えしている。先週のウィリアムズNY連銀総裁、そして、グールスビー・シカゴ連銀総裁もFRBのインフレ対策の勝利を宣言するのは時期尚早で、利下げは今後発表される経済指標次第と警告していた。しかし、米株式市場は底堅い推移を続けている。

 米大手証券のストラテジストはインフレ鈍化とFRBが利下げに軸足を移すことを理由に、2024年のS&P500の見通しを上方修正した。同ストラテジストは来年末までにS&P500が5100ポイントに達するとしており、11月中旬の予想4700から9%近く予想を上方修正している。

 一部からは、「先週のFRBのハト派なメッセージには驚いた。ソフトランディング実現は非常に難しい道と考える。そのコンセンサスには逆らわないまでも、株式にはより慎重姿勢で、大型株や質の高い成長株に投資する方がリスク・リターンは大きいと考えている」といった見解も出ていた。

 今週はクリスマス休暇を控えた週で調整中心とは思われるが、インフレ指標や住宅指標なども発表になる。FOMC委員からはタカ派な見解が相次ぐことが予想される中で、米株式市場が底堅さを維持できるか注目される。

 身売り観測が伝わっていた鉄鋼のUSスチール<X>が大幅高。日本製鉄<5401>が買収することで合意した。149億ドル規模の買収で1株55ドルで買収する。先週末終値よりも40%高い水準。両社の取締役会で承認済みで、買収が実現すれば、年間粗鋼生産能力は合計8600万トンに達する見込み。買収候補として挙がっていたクリーブランド-クリフス<CLF>も上昇。

 ソフトウェア開発のイービックス<EBIX>が急落。テキサス州の裁判所に破産法11条の適用を申請。同社は6億1700万ドルの債務を不履行とし、破産保護を申請した。

USスチール<X> 49.63(+10.30 +26.18%)
イービックス<EBIX> 2.51(-2.42 -49.09%)

アップル<AAPL> 195.24(-2.34 -1.18%)
マイクロソフト<MSFT> 371.15(+0.42 +0.11%)
アマゾン<AMZN> 153.13(+3.16 +2.10%)
アルファベットC<GOOG> 137.01(+3.17 +2.37%)
テスラ<TSLA> 258.26(+4.76 +1.88%)
メタ・プラットフォームズ<META> 342.61(+7.69 +2.30%)
AMD<AMD> 139.32(+0.17 +0.12%)
エヌビディア<NVDA> 496.47(+7.57 +1.55%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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