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アジア株 上海株は続落 人民銀行の最大規模の資金供給でも投資家心理は改善せず 総悲観ムード

アジア株 上海株は続落 人民銀行の最大規模の資金供給でも投資家心理は改善せず 総悲観ムード

東京時間11:12現在
香港ハンセン指数   16754.02(+351.83 +2.15%)
中国上海総合指数  2955.78(-3.21 -0.11%)
台湾加権指数     17700.01(+46.90 +0.27%)
韓国総合株価指数  2569.45(+25.27 +0.99%)
豪ASX200指数    7453.80(+75.95 +1.03%)

アジア株は上海株を除いて上昇。

香港株は大幅続伸、米早期利下げ期待の買いが続いている。香港は米ドルとのペッグ制を採用していることから金融政策を米国に連動させている。そのためFRBが早期に利下げを開始すれば香港も追随して基準金利を引き下げ始める。

JDドットコムやバイドゥ、美団、アリババなどハイテク関連が総じて上昇している。龍湖集団や華潤置地、新世界発展、九龍倉置業地産投資など不動産株も上昇している。中国当局が北京市で住宅購入規制を緩和することを発表したことが好感されている。ただ、その効果は一時的だろう。

中国人民銀行は15日、1年物の中期貸出制度(MLF)金利を据え置いた。一方、MLF経由で8000億元(16兆円)を市場に供給した、これは月間ベースでは過去最大となる。最大規模の資金供給はサプライズだが中国株を押し上げるには不十分なもよう。上海株は取引開始早々マイナス圏に転落している。来週は事実上の政策金利であるローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)が公表される。

きょう発表された中国11月の一連の指標はまちまちだった。鉱工業生産は予想を上回る結果となったが、小売売上高は予想に届かなかった。不動産投資は-9.4%と前回から減少ペースが拡大。新築住宅価格は-0.37%と前月から下落ペースはやや鈍化したものの6カ月連続で下落した。

当局は8月から支援策を相次いで打ち出しているが、不動産市場に改善の兆しは全く見られない。11月はCPIにPPI、製造業PMIに続いて住宅関連も総じて弱い内容となったことから、流石に年明けにも大規模な支援策を打ち出してくるだろうとの期待が年末にかけ徐々に広まる可能性はある。

出所:MINKABU PRESS

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