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ダウ先物は上昇 ナスダック100は下落 アルファベットの下げ圧迫=米国株

米株価指数先物(12月限)(NY時間08:53)
ダウ先物 33325(+56.00 +0.17%)
S&P500 4256.25(-15.00 -0.35%)
ナスダック100先物 14761.00(-85.50 -0.58%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高で推移している一方、ナスダック100は下落。前日引け後に決算を発表したアルファベット<GOOG>が時間外で売りに押されており、ナスダックを圧迫している。

 アルファベットは検索、ユーチューブとも広告収入が好調で全体的に好決算ではあったものの、クラウド事業が予想を下回っていたことに投資家は失望感を強めている。同社の将来の成長に不可欠な市場での地位に対する懸念が高まった。グーグルの圧倒的な検索事業が成熟するにつれ、投資家はクラウド部門に成長の主導権を求めている。

 一方、マイクロソフト<MSFT>も前日引け後に決算を発表し、こちらはポジティブな反応。過去6四半期で最も好調な売上高を記録。クラウド・コンピューティングの成長回復と、顧客企業の支出モードへの回帰を促す人工知能(AI)関連の新製品への需要に後押しされた。アジュール・クラウド・サービスの売上高は前四半期の26%増に対し29%増となった。

 テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>の決算が冴えなかったこともハイテク株を圧迫しているものと思われる。幅広い電子部品で需要がなお低迷していることが示唆された。同社は半導体業界に幅広く顧客を持ち、同社の決算は先行指標とも見られている。今回の決算は回復を目指す半導体業界にとっては悪い兆しとなっている模様。

 ボーイング<BA>が先ほど決算を発表し、時間外で株価が上昇。数字自体は冴えない9四半期連続の赤字だったものの、キャッシュフローの見通しを維持したことに安心感が広がっている。

 本日は引け後にIBM<IBM>とメタ<META>が発表予定。

 いまのところS&P500企業のうち約25%が決算を発表し、そのうちの78%が予想を上回る決算を発表している。楽観的な声も聞こえており、「今後FRBの利上げが終了し、最終的に高金利が調整され、その間に成長をするゴルディロックス期に戻れる」といった声も出ている。それを踏まえれば、今年はもっと高い水準で終われる可能性もあるという。

(NY時間09:03) 時間外
ボーイング<BA> 188.20(+5.84 +3.20%)

アップル<AAPL> 172.08(-1.36 -0.78%)
マイクロソフト<MSFT> 346.75(+16.22 +4.91%)
アマゾン<AMZN> 126.93(-1.63 -1.27%)
アルファベット<GOOG> 131.66(-8.46 -6.04%)
テスラ<TSLA> 215.67(-0.85 -0.39%)
メタ・プラットフォームズ<META> 310.75(-1.80 -0.58%)
AMD<AMD> 100.65(-1.02 -1.00%)
エヌビディア<NVDA> 432.95(-3.68 -0.84%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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