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アジア株 香港株は急反発、中国が景気支援策を強化 豪州株はマイナス圏転落、豪利上げ再開観測高まる

アジア株 香港株は急反発、中国が景気支援策を強化 豪州株はマイナス圏転落、豪利上げ再開観測高まる

東京時間11:06現在
香港ハンセン指数   17397.81(+406.28 +2.40%)
中国上海総合指数  2990.50(+28.26 +1.01%)
台湾加権指数     16410.11(+100.35 +0.62%)
韓国総合株価指数  2375.71(-7.80 -0.33%)
豪ASX200指数    6841.50(-15.36 -0.22%)

アジア株はまちまち。香港株と上海株は上昇、景気支援策強化を好感して買い優勢で始まった。

中国習近平国家主席がおよそ10年ぶりに人民銀行を訪問したほか、全人代常務委員会が1兆元(1370億ドル)相当の新規国債発行を承認したことを受け、来年にかけての中国景気回復が期待されている。

当局は中国経済は回復を続けているがマクロ経済政策をさらに強化する必要があると指摘。今年末から年明けにかけ支援策を強化し、2024年に中国経済を安定化、通常の状態に戻るよう導く。

中国政府が年半ばに予算を調整することは基本的にはない。そのため、世界2位の経済大国である中国経済の回復を加速させるという政府の本気度がうかがえる。23日には、政府系ファンドが銀行株以外の業種も購入を拡大したと発表したほか、今後もETF購入を増やすと約束。株価下支えを強化する方針を示した。

香港株は急反発。ネットイースや美団、バイドゥ、アリババ、JDドットコム、シャオミ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が大幅高。恒隆地産や龍湖集団、CG SERVICES、新世界発展、華潤置地など不動産株も総じて上昇。保険や銀行、消費者サービス、カジノ、旅行、医療品関連も軒並み上昇している。上海株は続伸。生活必需品や素材、資本財関連の上げが目立つ。


豪州第3四半期の消費者物価指数はすべてBBG予想を上回る結果となった。
前年比では+5.4%と前回の+6.0%から伸びが鈍化したものの豪中銀目標である2-3%を依然として大きく上回っている。食品、アルコール・タバコ、衣類・履物、家具・家電、健康、教育、保健・金融サービス、住宅、医療など幅広いジャンルで上昇した。月次ベースでは9月に+5.6%と、8月の+5.2%から伸びが加速した。

予想上回るCPIを受け、豪中銀が4会合連続での据え置きを経て次回会合で利上げを再開するとの見方が広がっている。CPI発表前日に豪中銀のブロック総裁は、インフレの勢いが増していることが示されれば、「ためらうことなく」さらに引き締めるつもりだと語っていた。

利上げ再開懸念から豪州株は下げに転じている。もっとも下値は限定的、中国景気回復期待の買いが支え。
グッドマングループやミルバックグループ、デクサスなど不動産関連が全面安。原油安を嫌気してビーチエナジーやサントスなどエネルギー関連の一角も下落している。一方、リオティントやBHPグループ、ミネラルリソーシズなど素材関連は軒並み上昇している。

出所:MINKABU PRESS

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