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ダウ平均は大幅続落 FOMC後の流れが本日も続く=米国株概況

NY株式21日(NY時間16:21)
ダウ平均   34070.42(-370.46 -1.08%)
S&P500    4330.00(-72.20 -1.64%)
ナスダック   13223.98(-245.15 -1.82%)
CME日経平均先物 32085(大証終比:-325 -1.01%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅続落。米株式市場では前日のFOMC後の流れが本日も続いている。政策金利は予想通りに据え置かれたものの、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)では年内にあと1回の追加利上げの可能性が示唆されたほか、2024年は年末までに5.00-5.25%を見込んだ。6月は2024年末までに4.50-4.75%まで利下げを予測していたことから、上方修正した格好となっている。

 市場にはタカ派なムードが広がっており、きょうも米国債利回りは上昇。原油相場がNY時間にかけて買い戻しが膨らんでおり、プラスに転じていることも、米株式市場の売りに繋がっている模様。

 前日のFOMCは、これまでFRBが示していた「より高く・より長く」金利水準を据え置くとの方針を具体的に示唆した格好となった。また、パウエル議長が「ソフトランディングはまだ可能だが、基本シナリオではない」とコメントしたことも株式市場のセンチメントを圧迫している模様。

 特にIT・ハイテク株の下落が目立ち、ナスダックは大幅安。市場からは、「金利が高止まりするのであれば、投資家は成長株購入を見直す可能性がある」とのコメントも聞かれた。

 アマゾン<AMZN>が6日続落。アナリストが同社の第4四半期の営業利益について、新たな圧迫要因が出現すると見ているようだ。

 貨物輸送のフェデックス<FDX>が上昇。前日引け後の決算を好感。通期の1株利益のレンジ下限を上方修正した。前年に実施した人員削減などのコスト削減策と好調な価格設定、そして、主要ライバルからの乗り換えの恩恵を受けた。

 シスコシステムズ<CSCO>がデータ分析用のソフトウエアを手掛けるスプランク<SPLK>を約280億ドルで買収することで合意した。1株157ドルの現金での買収。スプラングの株価は大幅高となっている。

 アーム<ARM>の売りが続き、株価は一時IPO価格の51ドルを下回った。一時49.85ドルと50ドルも下回る場面も見られた。ただ、押し目買いも入り52ドル台に戻している。

 ブロードコム<AVGO>が下落。アルファベット<GOOG>傘下のグーグルの幹部が、同社をAIチップのサプライヤーから外すことを広く検討したと伝わった。

アーム<ARM> 52.16(-0.75 -1.42%)
フェデックス<FDX> 261.85(+11.33 +4.52%)
ブロードコム<AVGO> 808.36(-22.21 -2.67%)
スプランク<SPLK> 144.43(+24.84 +20.77%)
シスコシステムズ<CSCO> 53.34(-2.16 -3.89%)

アップル<AAPL> 173.93(-1.56 -0.89%)
マイクロソフト<MSFT> 319.53(-1.24 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 129.32(-5.97 -4.41%)
アルファベットC<GOOG> 131.36(-3.23 -2.40%)
テスラ<TSLA> 255.70(-6.89 -2.62%)
メタ・プラットフォームズ<META> 295.73(-3.94 -1.31%)
AMD<AMD> 96.11(-4.23 -4.22%)
エヌビディア<NVDA> 410.17(-12.22 -2.89%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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