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ダウ先物は下落もナスダック100は上昇 エヌビディアの決算を好感=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:55)
ダウ先物 34461(-61.00 -0.18%)
S&P500 4464.25(+17.25 +0.39%)
ナスダック100先物 15336.50(+141.00 +0.94%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は下落しているものの、前日引け後のエヌビディア<NVDA>の決算を受けて、IT・ハイテク株が全般的に買われており、ナスダック100、S&P500は堅調に推移している。エヌビディアの好調な見通しが、今年のIT・ハイテク株を押し上げている人工知能(AI)の宣伝に新たな弾みをつけている。

 エヌビディアはAI関連の需要が予想以上に旺盛で、データセンター部門の売上高が予想を大きく上回ったほか、第3四半期のガイダンスも強気の見通しを示した。前四半期に引き続き、またもや驚くほど好調な決算となった。これを受けて他の半導体関連やAI関連株も買いが強まっており、同社はAIコンピューティングにおいて際立った存在となっている。

 先週は米国債利回りの上昇に対する懸念が話題の中心だったが、エヌビディアの決算が8月に入って低迷している株式市場に力を与えることができるか、市場は注目しているようだ。

 「株式市場が再び軟化する可能性は残っている。しかし、エヌビディアのようなAI関連株やIT・ハイテク株は、株式の世界では安全な逃避先とみなされる可能性が高い」といった声も聞かれる。

 次のイベントは明日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演だが、市場ではタカ派色を残す内容になるとの見方が優勢。昨年はパウエル議長の講演に株式市場は大幅安となり、その後も下げ足を早めていた。しかし、今年は昨年とは違い、無難に通過できるのではとの声も出ている。

 ダウ先物に関しては、ボーイング<BA>の下げが圧迫。同社のサプライヤーであるスピリット・エアロシステムズ<SPR>が、737型機の一部モデルに品質問題があることを認めた。

(NY時間09:05) 時間外
ボーイング<BA> 221.91(-6.67 -2.92%)
スピリット・エアロシステムズ<SPR> 21.00(-1.97 -8.58%)
アップル<AAPL> 181.04(-0.08 -0.04%)
マイクロソフト<MSFT> 333.24(+6.24 +1.91%)
アマゾン<AMZN> 136.93(+1.41 +1.04%)
アルファベット<GOOG> 134.83(+1.62 +1.22%)
テスラ<TSLA> 239.50(+2.64 +1.11%)
メタ・プラットフォームズ<META> 299.10(+4.86 +1.65%)
AMD<AMD> 110.90(+1.47 +1.34%)
エヌビディア<NVDA> 504.88(+33.72 +7.16%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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