日経Dインバが上昇、日経平均の調整見込んだ逆張り志向の投資家の買いが集まる
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>が上昇している。この日、日経平均株価は寄り付き後に前日比で200円を超す上昇となった後に下げに沈み、一時下げ幅が500円を超えるなど、荒い動きとなっている。6月限の日経平均先物・オプションの特別清算指数(SQ)の算出を9日に控えるなか、先物に対しては期先物へのロールオーバーや、ポジション調整を目的とした売買が入りやすい局面にある。全体相場に高値警戒感がくすぶるなか、利益確定目的の売りが膨らんだとの指摘も市場では出ている。こうしたなか日経平均の上昇が一服し、いったん調整色を強めるとみた逆張り志向の投資家が、日経平均が1%下落した際に、2%値上がりするように設計されたETF(上場投資信託)である日経Dインバに買いを入れる動きを強めたようだ。
出所:MINKABU PRESS
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