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東京株式(大引け)=70円高、好調な中国経済指標受け朝安後に切り返す

 1日の東京株式市場は前日の米株安を受け朝方は売りが先行、日経平均株価は安く始まったものの、その後は下げ渋り、後場はプラス圏で頑強な値動きを続けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比70円97銭高の2万7516円53銭と続伸。プライム市場の売買高概算は11億2925万株、売買代金概算は2兆7883億円。値上がり銘柄数は1075、対して値下がり銘柄数は672、変わらずは88銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝安後に切り返す展開となった。前日の米国株市場ではFRBによる利上げが長期化することへの警戒感が再燃、米長期金利が一時4%近くまで上昇し、これを嫌気する形で幅広い銘柄に売りが広がった。NYダウは引け際に下げ幅を広げ230ドルあまりの下落となった。しかし、東京市場では朝方こそリスク回避ムードの売りが優勢だったものの、売り一巡後に日経平均は一貫して戻り足をみせた。前場取引時間中に発表された中国の経済指標が事前コンセンサスを大幅に上回ったことで、中国関連株などに買いが流入し全体相場を押し上げる格好に。3月決算期末を視野に高配当利回り株などの権利取り狙いの買いも下値を支えた。一方、2万7000円台後半では、戻り待ちの売りが観測され上値も限定的だった。

 個別では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が総じて買われた。ファナック<6954>、SMC<6273>が値を上げ、三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社も高い。味の素<2802>が異彩高に買われた。このほか、安永<7271>がストップ高となり、カナデン<8081>が急騰、東光高岳<6617>、Appier Group<4180>、ダイコク電機<6430>なども大きく水準を切り上げた。

 半面、レーザーテック<6920>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が冴えず、リクルートホールディングス<6098>も安い。HOYA<7741>も下落した。ラクーンホールディングス<3031>が急落、アイ・エス・ビー<9702>、ツルハホールディングス<3391>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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