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ダウ平均は反落 3月相場への警戒で上値の重い展開が続く=米国株前半

NY株式28日(NY時間12:33)
ダウ平均   32765.42(-123.67 -0.38%)
ナスダック   11507.29(+40.31 +0.35%)
CME日経平均先物 27465(大証終比:-5 -0.02%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。本日は2月の最終売買日だが売りが優勢となっている。3月相場はさらに下値を切り下げるとの弱気な見方が依然として根強い中、上値の重い展開が続いている。ただ、IT・ハイテク株には買いも見られ、きょうは厳しい下げには至っていない。

 年初は堅調なスタートを切ったものの、株価指数は月足で3カ月ぶりのマイナスとなる勢いだ。1月にはS&P500が6%超も上昇し、株価は好調なスタートを切った。しかし、米雇用統計を皮切りに今月発表の米経済指標が強い内容が相次いだことで、株式市場はFRBのタカ派姿勢を再認識している。

 ターミナルレート(最終到達点)の予想が上方修正されたほか、一時高まっていた年内利下げ期待も後退し、高金利の状態が長期化するのではとの観測に繋がっている。

 今月はまた10-12月期決算が発表になり、市場が警戒していたほどは悪くはなかったものの、今後の行方には不透明感が残る内容となり、浮上のきっかけにはならなかった。

 市場からは「大半の投資家は米10年債が4%を超えると予想しているが、4%が3月の株式市場の回復を支援する利回りの上限と見ている。インフレは和らいではいるが、昨年6月の9.1%から直線的には下がっていない。そのような中、1月に目撃した投資家の持たざるリスクに対する意識の高まりに対して、2月はFRB主導で、市場は意図的にバックペダルを踏んだ」との声も聞かれる。

 今週は小売大手の決算が続くが、本日は取引開始前にターゲット<TGT>が決算を発表していた。見通しが冴えずに時間外で株価は売りが強まっていたものの、在庫が改善していることを手掛かりに、売り一巡後はプラス圏に買い戻されている。

ターゲット<TGT> 171.56(+4.75 +2.85%)

アップル<AAPL> 148.37(+0.45 +0.30%)
マイクロソフト<MSFT> 250.27(+0.11 +0.04%)
アマゾン<AMZN> 93.73(-0.04 -0.04%)
アルファベットC<GOOG> 90.82(+0.72 +0.80%)
テスラ<TSLA> 207.42(-0.22 -0.10%)
メタ・プラットフォームズ<META> 175.29(+5.75 +3.39%)
AMD<AMD> 79.37(+0.60 +0.76%)
エヌビディア<NVDA> 236.67(+1.66 +0.71%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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