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ダウ先物は大幅反落 時間外でボーイングとアドビが下落=米国株

米株価指数先物(3月限)24日(NY時間08:44)
ダウ先物 32799(-383.00 -1.16%)
S&P500 3963.75(-55.00 -1.38%)
ナスダック100先物 11977.00(-230.50 -1.91%)

(NY時間08:56)時間外
ボーイング<BA> 201.66(-6.47 -3.11%)
アドビ<ADBE> 329.93(-17.09 -4.92%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は大幅安となっており、本日のNY株式市場は大幅に反落して始まりそうな気配だ。日本時間の22時半にFRBがインフレ指標として参照している1月分のPCEデフレータが発表され、予想を上回るインフレの強さを見せていた。FRBのタカ派姿勢を裏付ける内容で、株式市場もネガティブに反応している。

 米株式市場は矛盾する経済指標に直面しており、FRBの利上げペースを引き続き懸念している。インフレが高止まりしている一方で、個人消費は力強さを示し続けている。その中で方向感に迷いが出ているようだ。

 市場からは「われわれはまだ、消費者が力を持ち続けているのかどうか、そして、企業収益がどうなるかを把握できていない。そのような中で株式市場は過度に楽観的だと思う」との声も出ている。

 成長鈍化、企業業績の低迷、ウクライナから米中、北朝鮮に至る地政学的リスクなど、すべてが投資環境を複雑にしている。

 「投資家は、米経済が予想外に好調で、中国経済が着実に回復していることがさらなるインフレを促進し、FRBがより積極的な引き締めサイクルを追求するのではないかと心配している。先行指標は引き続き景気後退を示唆しているが、遅行性の強い指標はまだ弱気の兆しを見せていない」

 時間外でボーイング<BA>とアドビ<ADBE>が下落。ボーイングは787ドリームライナーの納入を一時停止した。米連邦航空局(FAA)に提出した認証書類で機体部品の問題に気付き通知したという。現在、追加分析を行っているとしている。一方アドビは、米司法省が同社による200億ドル規模のフィグマ社買収を阻止するための反トラスト法訴訟を準備していると伝わった。来月にも提訴される見込みだという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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