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17日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、利上げ加速懸念が緩和


■NY株式:米国株式市場はまちまち、利上げ加速懸念が緩和

ダウ平均は129.84ドル高の33,826.69ドル、ナスダックは68.56ポイント安の11,787.27で取引を終了した。

連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派発言を受けた利上げ加速を懸念した売りが続き、寄り付き後、下落。その後、リッチモンド連銀のバーキン総裁が柔軟な対応として0.25ポイントの利上げに支持を表明したため大幅利上げへの懸念が緩和し、売りの勢いも弱まった。終盤にかけ、連休を控えた買い戻しが強まりダウ平均は上昇に転じた。ナスダック総合指数も下げ幅を縮小したが下げを埋めきれず、まちまちで終了。セクター別では、家庭・パーソナル用品や自動車・自動車部品が上昇、エネルギーが下落した。

農機具メーカーのディア(DE)は四半期決算で1株利益が予想を上回り上昇。自動車販売会社のオートネーション(AN)は四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、四半期としては過去最高を記録したほか、売上高も予想を上回り買われた。また、オンラインギャンブルプラットフォーム運営のドラフトキングス(DKNG)も第4四半期決算で損失が予想程には拡大せず、さらに、見通しも予想を上回ったため上昇。

一方、バイオのモデルナ(MRNA)は開発中のメッセンジャーRNA(mRNA)テクノロジーに基づく季節性インフルエンザワクチンを巡る臨床試験の結果が振るわず下落。自動車メーカーのフォード(F)は電気ピックアップトラック「F150」で別のバッテリー不具合が見つかったと発表し、小幅下落となった。

FRBのボウマン理事は参加した討論会で、企業が依然人手不足を報告しているとし、インフレに一段の進展が見られるまで利上げを継続する必要があるとの考えを示した。

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:米利上げ加速の思惑後退でドル反落

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円86銭から134円06銭まで下落し、134円17銭で引けた。バーキン米リッチモンド連銀総裁が柔軟性を保つために小幅利上げを支持し、現時点で大幅利上げの必要性を否定したため米国債相場は反発。長期金利が低下に転じたことに伴いドル買いも後退した。

ユーロ・ドルは、1.0620ドルから1.0698ドルまで上昇し、1.0695ドルで引けた。ユーロ・円は143円10銭から143円56銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.1940ドルから1.2049ドルまで上昇。英国の1月小売売上高が予想を上回り、景気後退懸念を受けたポンド売りが後退。ドル・スイスは、0.9320フランから0.9241フランまで下落した。


■NY原油:下落、調整売りなどで一時75.32ドル

NYMEX原油4月限終値:76.55 ↓2.19

17日のNY原油先物4月限は下落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-2.19ドル(-2.78%)の76.55ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.32ドル-78.50ドル。アジア市場で78.50ドルまで買われたが、需給ひっ迫の思惑が後退したことやポジション調整の売りが入ったことで米国市場の序盤にかけて75.32ドルまで下落。その後、押し目買いが入ったことで下げ止まり、通常取引終了後の時間外取引では76ドル台で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 35.35ドル +0.07ドル(+0.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.51ドル -0.06ドル(-0.06%)
ゴールドマン・サックス(GS)368.50ドル -1.70ドル(-0.46%)
インテル(INTC) 27.61ドル -0.59ドル(-2.09%)
アップル(AAPL) 152.55ドル -1.16ドル(-0.75%)
アルファベット(GOOG) 94.59ドル -1.19ドル(-1.24%)
メタ(META) 172.88ドル +0.44ドル(+0.26%)
キャタピラー(CAT) 247.79ドル +1.27ドル(+0.52%)
アルコア(AA) 46.89ドル -1.88ドル(-3.85%)
ウォルマート(WMT) 146.44ドル +2.17ドル(+1.50%)
《ST》

 提供:フィスコ

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