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ダウ平均は反落 米PPIが予想以上の上昇でFRBのタカ派姿勢を裏付ける=米国株前半

NY株式16日(NY時間12:26)
ダウ平均   33966.80(-161.25 -0.47%)
ナスダック   12009.32(-61.27 -0.51%)
CME日経平均先物 27590(大証終比:-80 -0.29%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。一時400ドル超下落する場面も見られた。取引開始前に発表になった1月の米生産者物価指数(PPI)が予想以上の上昇となったことが嫌気されている。最終需要の指数が6月以来の上昇幅となるなど、今週の米消費者物価指数(CPI)に続き、FRBのタカ派姿勢を裏付ける内容となった。

 市場からは「今週のインフレ指標はインフレの粘りを示し、特に本日のPPIはFRBのインフレとの闘いは終わっていないことを示している」との見解も聞かれた。

 「投資家はインフレが多くの人が望むほど早く通常に戻るとは限らないことを認識すべきであり、それに伴ってボラティリティも高まる可能性がある」という。

 ただ、下げが一巡すると前日のように買い戻しも出ており、ダウ平均も下げ渋っている。このところの強い米経済指標は粘り強いインフレを示唆しているものの、それと同時に米経済の底堅さも示されており、景気後退を回避できる可能性も示唆しているとの指摘もあるようだ。

 IT・ハイテク株が下落する中でシスコシステムズ<CSCO>が決算を受け上昇している。顧客企業の技術インフラへの支出が予想以上に持ちこたえていることを示した。

 動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>も決算を受け大幅高。広告市場は回復しつつあり、事態は懸念されるほど悪くない可能性を示唆した。

 仮想通貨関連株への買いが優勢。仮想通貨市場でビットコインへの買いが続いており、2万5000ドルを回復した。昨年6月以来。

 引け後にドロップボックス<DBX>、ドアダッシュ<DASH>、ドラフトキングス<DKNG>が決算を発表予定。

シスコシステムズ<CSCO> 51.63(+3.18 +6.56%)
ロク<ROKU> 74.89(+11.40 +17.96%)

コインベース<COIN> 69.77(+0.43 +0.62%)
マラソン・デジタル<MARA> 8.11(+0.16 +2.01%)
ライオット<RIOT> 6.94(+0.28 +4.18%)
マイクロストラテジー<MSTR> 300.30(+1.90 +0.64%)
ビット・デジタル<BTBT> 1.56(+0.02 +1.17%)

アップル<AAPL> 155.42(+0.09 +0.05%)
マイクロソフト<MSFT> 265.40(-3.92 -1.46%)
アマゾン<AMZN> 99.93(-1.24 -1.22%)
アルファベットC<GOOG> 96.96(-0.14 -0.14%)
テスラ<TSLA> 215.99(+1.75 +0.82%)
メタ・プラットフォームズ<META> 174.45(-2.71 -1.53%)
AMD<AMD> 82.95(-2.23 -2.62%)
エヌビディア<NVDA> 224.18(-3.46 -1.52%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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