アジア株　香港株は反発、景気回復期待の買い再開　各社相次いで中国成長率見通しを上方修正

アジア株　香港株は反発、景気回復期待の買い再開　各社相次いで中国成長率見通しを上方修正

東京時間11:06現在
香港ハンセン指数　　 21765.85（+114.87　+0.53%）
中国上海総合指数　 3258.96（+18.68　+0.58%）
台湾加権指数　　　　 14932.93（休場）
韓国総合株価指数　 2375.40（-4.94　-0.21%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7441.90（+6.59　+0.09%）

アジア株はまちまち。香港株は反発、上海株は続伸。中国の景気回復期待が高まっている。

中国副首相が中国経済回復の可能性に言及しているほか、IMF筆頭副専務理事も、中国経済は第2四半期以降に急回復する可能性があると指摘。米ゴールドマンサックスやモルガンスタンレー、ブルームバーグなど各社は相次いで今年の中国経済成長率見通しを上方修正している。また英バーバリーや、仏カルティエは中国人の消費が回復し始めていると明かした。

21日から春節で香港は25日まで、中国は27日まで休場となる。報道によるとマカオ主要カジノのホテルや中国のハワイと呼ばれる海南島のホテルは予約が殺到し、満室になっているもよう。

上海市場ではホテルやレストラン、レジャー施設、アパレルや百貨店など春節に恩恵を受けるであろう銘柄が総じて上昇している。
香港市場ではアリババや美団、ネットイース、テンセントホールディングス、JDドットコムなどハイテク関連が総じて上昇している。中国海洋石油や中国石油天然気などエネルギー関連も軒並み上昇している。

豪州株は小幅続伸。昨年12月の豪雇用統計が予想外に弱い内容となったことから、次回会合での利上げ停止観測が浮上している。ただ、週明け25日に第4四半期と月次ベースの豪消費者物価指数が発表される予定となっており、結果を見極めたいとの思惑から積極的に買い進める動きは見られない。

出所：MINKABU PRESS