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話題株ピックアップ【昼刊】:ERIHD、アミタHD、バンクオブイ

■ERIホールディングス <6083>  1,231円  +203 円 (+19.8%)  11:30現在
 ERIホールディングス<6083>が急反発している。同社は28日取引終了後、23年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比14.0%増の10億6200万円となり、通期計画16億7300万円に対する進捗率が63%超に達していることが好感されているようだ。売上高は同5.8%増の83億9100万円で着地。住宅性能評価及び関連事業を除き、確認検査及び関連事業、ソリューション事業、並びにその他事業がそれぞれ増収となったことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■アミタホールディングス <2195>  1,052円  +147 円 (+16.2%) ストップ高   11:30現在
 アミタホールディングス<2195>がストップ高。非営利団体の海洋管理協議会(MSC)の国際規格が国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、生物多様性の危機状況に対する取り組みを科学的に測定する方法として認められたことを受け、同社は28日、MSCの水産認証機関として認証審査サービスを提供していると発表。これを手掛かり視した資金の流入により、株高に弾みがついたようだ。MSCは持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体。COP15では、MSC認証取得漁業の漁獲量及びサプライチェーンに関するデータを各国政府が進捗を測る際に用いることになったという。

■グラファイトデザイン <7847>  728円  +100 円 (+15.9%) ストップ高   11:30現在
 グラファイトデザイン<7847>は急伸しストップ高の728円に買われた。28日の取引終了後、従来10円としていた23年2月期の期末配当予想について、特別配当を実施し40円にすると発表しており、これを好感した買いが流入している。年間配当予想は50円となり、前期実績に対しては15円の増配となる予定だ。

■FフォースG <7068>  350円  +45 円 (+14.8%)  11:30現在
 フィードフォースグループ<7068>がカイ気配スタート。28日取引終了後、23年5月期の連結業績予想を見直し、経常利益の見通しを従来の8億3200万円から9億3600万円(前期比2.6%増)に引き上げた。これまで減益を見込んでいた経常利益は一転して増益の計画となり、好感されたようだ。売上高の見通しは38億2900万円から39億700万円(同30.0%増)に見直した。新規顧客からのインターネット広告の需要の高まりが奏功する。一方、最終利益の見通しは4億1900万円から2億4000万円(同60.2%減)に引き下げ、最終減益幅は拡大する見込みとなった。今回、完全子会社化を決めたシッピーノや、連結子会社から持ち分法適用会社に移行する予定のテープスについて、のれんの減損損失の計上や繰延税金資産の計上額の見直しを行ったことなどを業績予想に反映させた。

■バンクオブイ <4393>  6,170円  +730 円 (+13.4%)  11:30現在
 バンク・オブ・イノベーション<4393>は全般地合い悪に抗して切り返し急。今月中旬以降は先駆した中小型株の下げが目立つ状況となっているが、スマートフォン・パソコン向けRPG「メメントモリ」の想定超の大ヒットを背景に株価を変貌させた同社株も、この流れに抗えず直近2週間でもみ合いを大きく下放れる格好を余儀なくされていた。しかし、下落途上は外資系証券経由の貸株調達による空売りも高水準であったことから、年内最終売買日を目前にショートポジションの巻き戻しが入っているもようだ。東証信用残も直近23日現在で買い残が減少しており、目先筋の投げが一巡したことを示唆している。

■マルマエ <6264>  1,533円  +115 円 (+8.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 マルマエ<6264>は5日ぶりに急反発した。28日取引終了後に23年8月期第1四半期(9~11月)の決算を発表した。売上高は前年同期比28.3%増の24億8700万円、最終利益は同10.7%増の4億6700万円だった。半導体分野の受注高は同30.2%減の13億700万円と落ち込んだものの、半導体市況の停滞による影響はある程度織り込み済みだった。最終増益を確保し、通期の業績予想を据え置いたことを評価した買いが入ったようだ。これまでの受注残が奏功したほか、工場の稼働が上がったことなどが売上原価の低減に寄与したという。

■ジャパニアス <9558>  2,372円  +103 円 (+4.5%)  11:30現在
 ジャパニアス<9558>は全般地合い悪に流されず上値追い態勢を継続。株価は12月中旬以降の全体相場波乱局面でもバランスを崩すことなく、25日移動平均線をサポートラインとするきれいな下値切り上げトレンドを形成している。同社はAI・IoT分野やクラウドサービスを主軸とした先端エンジニアリング事業を展開し、主力は人材が払底状態にあるITエンジニアの派遣事業だ。現在はSE(システムエンジニア)関連が収益の柱として業績に貢献している。今年9月13日に東証グロース市場に上場してまだ3カ月半あまり。セカンダリーでは上場2日目に2549円の高値をつけた後に株価は全体相場の波乱に巻き込まれ急落を余儀なくされたものの、10月以降は安定した上昇波動を形成してきた。22年11月期は売上高が前の期比13%増の81億5300万円、営業利益は同58%増の5億3900万円予想と大幅な伸びを見込むが、一段の上振れが有力視されている。また23年11月期以降も2ケタ成長トレンドは維持されそうだ。

■レッド <3350>  48円  +2 円 (+4.4%)  11:30現在
 レッド・プラネット・ジャパン<3350>が高い。28日取引終了後、第三者割当増資や新株予約権の発行による資金調達の実施を発表。また、事業内容にWeb3サービスなどを追加する定款の一部変更についても開示しており、これを材料視した短期資金が流入したようだ。調達額は手取り概算で24億6141万円。投資事業での投資原資や運転資金、借入金の返済などに充てる。あわせて商号を「メタプラネット」に変更するとも発表した。

■rakumo <4060>  889円  +32 円 (+3.7%)  11:30現在
 rakumo<4060>は反発。東京証券取引所が28日の取引終了後、同社株を29日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入っているようだ。また、日本証券金融も29日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■クスリアオキ <3549>  7,510円  -940 円 (-11.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 クスリのアオキホールディングス<3549>が大幅安。28日の取引終了後に23年5月期上期の決算を発表し、2ケタ増収・営業増益と好調だった。ただ、第1四半期決算発表を受けて足もと好業績期待が高まっていたこともあり、目先好材料出尽くしとの見方から売り優勢の展開を余儀なくされている。上期決算は、売上高が前年同期比14.3%増の1842億8100万円、営業利益が同21.6%増の82億7800万円だった。各地域で新規出店を行い、引き続きドミナント化を進めた。なお、通期見通しは据え置いている。

■JT <2914>  2,668円  -175 円 (-6.2%)  11:30現在  東証プライム 下落率7位
 JT<2914>を筆頭に12月期決算銘柄が売られている。きょうは12月末の配当権利落ち日にあたることから、これによる影響で下押し圧力が働いているようだ。住友林業<1911>やTOYO TIRE<5105>、AGC<5201>、INPEX<1605>なども下落している。

■資生堂 <4911>  6,398円  -146 円 (-2.2%)  11:30現在
 資生堂<4911>が6日ぶりに反落した。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中国からの旅行客に対し、日本政府は30日から入国時の感染検査を義務付ける。海外でも中国人観光客に対し、入国要件を厳格にする動きが相次いで報じられている。訪日外国人客による消費が再び落ち込むとの警戒感が強まるなかで、インバウンド関連と位置付けられる銘柄を敬遠する流れとなっている。三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>など百貨店株や、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>などドラッグストア関連が安い。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,601円  -110 円 (-1.9%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が続落。前日の米国株市場ではハイテク株など幅広く売られ、ナスダック総合株価指数は続落して終値ベースで年初来安値を更新した。米ハイテク株に積極投資する同社株はナスダック市場の動向と株価連動性が高く、足もとリスク回避目的の売りが優勢となっている。株式需給面では直近23日申し込み現在で信用買い残が再び増勢にあり、信用倍率は1.96倍と取組妙味が後退している。株価は中期波動の分水嶺である75日移動平均線を下放れるかどうかの瀬戸際にあり、目先正念場といえる。

■キユーピー <2809>  2,432円  -41 円 (-1.7%)  11:30現在
 キユーピー<2809>が軟調。同社は28日取引終了後、買収防衛策を廃止することを決めたと発表した。ステークホルダーとの協働・対話姿勢を強化する動きは一般にファンド勢から評価されることが多いものの、外国為替市場ではこのところドル安・円高の流れが一服しており、この日は134円台前半で推移している。円高による業績改善効果の期待が後退するなか、東証の業種別株価指数で食料品は2%を超す下げとなっており、同社株もツレ安する格好となった。同社は買収防衛策を巡る最近の動向を踏まえ、いわゆる事前警告型の買収防衛策を準備する必要性は相対的に低下していると判断。2023年2月に開催予定の定時株主総会の終結をもって、廃止することとした。

■三菱UFJ <8306>  889.1円  -8.4 円 (-0.9%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは軟調。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景にハイテク系グロース株などに売りがかさんだが、一方でJPモルガン<JPM>やシティグループ<C>、バンカメ<BAC>など大手銀行株は運用環境改善に対する期待から買いが優勢だった。米国では10年債利回りが上昇傾向を強め4%台を視野に入れている状態だが、一方で2年債利回りは4%台前半で上げ渋っている状況にあり、逆イールド解消に向けた流れが金融株には好感されている。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクにとって米長期金利上昇は追い風材料となるが、今月は各社とも中旬以降に大きく株価水準を切り上げてきたこともあって、年内の利益確定を狙った売りが顕在化した。

●ストップ高銘柄
 ホープ <6195>  469円  +80 円 (+20.6%) ストップ高   11:30現在
 ELEMENTS <5246>  512円  +80 円 (+18.5%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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