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ダウ平均は小幅高もIT・ハイテク株の下げきつい=米国株後半

NY株式27日(NY時間15:43)
ダウ平均   33283.26(+79.33 +0.24%)
ナスダック   10381.28(-116.58 -1.11%)
CME日経平均先物 26260(大証終比:-100 -0.38%)

 NY時間の終盤に入って、ダウ平均は小幅高で推移している一方、IT・ハイテク株の下げがきつく、ナスダックは大幅安となっている。序盤は売りが先行し、ダウ平均も下げに転じていたものの、直ぐにプラスに転じた。

 中国政府がゼロコロナ政策を来年1月8日から変更すると発表したことも買い手掛かりとなっている模様。原油が一時81ドル台まで上昇したことで、エネルギー株が上昇したほか、産業株も堅調。

 一方、IT・ハイテク株が下落しておりムードを圧迫。米国債利回りが上昇していることが売りを誘っている模様。特に、テスラ<TSLA>の売りが止まらず7日続落。24日に上海工場での生産を停止。当初は25日から来年1月1日までとしていた操業停止予定を1日前倒した。予定前倒しについて同社は理由を示さなかったという。

 格安航空最大手のサウスウエスト航空<LUV>が下落。米国が猛烈な寒波に見舞われる中、同社は26日に3000便近くを欠航し、数百便が遅延した。予定の80%余りに影響が及んでいる。

 米国を襲っている寒波について、景気への影響も心配されているが、第4四半期の成長には大きなダメージを与えることはないとの見方も出ている。一部の産業は混乱し、その影響で今後数週間のうちに新規失業保険申請件数を増加させる可能性があるが、衝撃は短く、一時的なものであるため、生産と収益の大きな損失が続くことはないという。失われた生産高は2023年の第1四半期に取り戻される可能性が高いとしている。

 医薬品のカルビスタ・ファーマ<KALV>が大幅高。機関投資家との間で1株6ドルで984万株の新株を直接売却する契約を締結したと発表。先週末終値よりも17%高い水準。

 ホームフィットネス大手ペロトン・インタラクティブ<PTON>が下落。エクササイズ用バイクの再生品の販売を開始。価格は新型モデルよりも最大500ドル低く設定。

 様々な企業を傘下に収めるグローバル・テック・インダストリーズ<GTII>が大幅高。ソフトウエア開発のクリエイテッド<CRTD>との経営統合を含む、両社の相乗効果について正式に協議を開始したと伝わった。

 健康食品のハーバライフ・ニュートリション<HLF>が5日続伸。同社はきょう、長年会長兼暫定CEOを務めたジョンソン氏が肩書きから暫定を外し、1ドルの給与と、株式ベースの長期インセンティブプラン(株式評価権および制限付きストックユニット)に同意し、当社の投資家の利益および会社の最終的成功と彼のインセンティブとをしっかりと一致させることを発表した。

 医薬品のコヒーラス・バイオサイエンシズ<CHRS>が続落し、過去最低を更新。先週末に中国のジュンシ・バイオサイエンスと共同開発している上咽頭がん治験薬「トリパリマブ」の生物製剤認可申請について、FDAの決定が出される予定だったが、FDAから承認可能の通知(アクションレター)を受け取っていないと発表した。

サウスウエスト航空<LUV> 33.78(-2.32 -6.41%)
カルビスタ<KALV> 5.86(+0.75 +14.68%)
ペロトン<PTON> 8.21(-0.69 -7.71%)
グローバル・テック<GTII> 1.71(+0.54 +45.73%)
クリエイテッド<CRTD> 0.83(+0.13 +18.45%)
ハーバライフ<HLF> 14.83(+0.38 +2.60%)
コヒーラス<CHRS> 5.87(-0.58 -8.99%)

アップル<AAPL> 130.44(-1.42 -1.08%)
マイクロソフト<MSFT> 237.41(-1.32 -0.55%)
アマゾン<AMZN> 83.37(-1.89 -2.21%)
アルファベットC<GOOG> 88.10(-1.71 -1.90%)
テスラ<TSLA> 110.85(-12.30 -9.99%)
メタ・プラットフォームズ<META> 117.49(-0.55 -0.47%)
AMD<AMD> 63.51(-1.02 -1.57%)
エヌビディア<NVDA> 141.84(-10.22 -6.72%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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