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利下げで直ぐに株式が反転とは必ずしも言えないとの指摘も=米国株

NY株式23日終値
ダウ平均   33203.93(+176.44 +0.53%)
S&P500    3844.82(+22.43 +0.59%)
ナスダック   10497.86(+21.74 +0.21%)

 来年も米株式市場のテーマの1つはFRBの動向であろう。投資家が抱く最大の疑問は、金利がいつピークを迎えて低下し始めるかという点かもしれない。インフレが落ち着き、FRBが利下げの可能性に意識を向き始めれば、株式市場は本格的な反転相場になると期待している投資家やストラテジストも少なくない。

 しかし一部からは、FRBはFF金利を引き下げても、歴史的にみて、直ぐに株式市場が強気の展開になるとは必ずしも言えないとの指摘が出ている。FRBが誘導目標の公表を開始した1971年以降、過去8回FF金利がピークを打った後のS&P500の値動きを見ると、1、3、6カ月後は4回下落し、1年後でも5回の上昇に留まっている。

 1994年以前のFRBはいまのように声明や会見などの発表はなく、市場はFRBの意図を深く参照することなく解釈していたようだが、それ以降の4回の期間では3カ月、6カ月および1年後に株式がプラスのリターンになったのはコイントスのような確率であったという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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