INPEXは売り買い交錯、WTI原油が再び80ドル台割れも時間外で上昇に転じる
INPEX<1605>は売り買い交錯も75日移動平均線を下回る水準で推移している。ここリバウンド局面にあった原油市況だが、前週末のWTI原油先物価格は1ドル以上の下げとなり、1バレル=80ドル台を再び割り込んだ。中期的な中国の景気減速や米リセッション懸念などを背景に需要の先細りが予想されるなか、原油市況も需給の緩みが想定され、前週末の米国株市場ではシェブロン<CVX>やエクソンモービル<XOM>などのエネルギー関連株が軟調な値動きとなった。ただ、きょうは時間外で買いが先行し、1バレル80ドル台を巡る攻防で思惑が交錯、INPEXも下値では押し目買いが流入し、底堅さを発揮している。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS