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ダウ平均は反落 決算と米国債利回りとの間で錯綜=米国株序盤

NY株式19日(NY時間12:42)
ダウ平均   30379.28(-144.52 -0.47%)
ナスダック   10664.13(-108.27 -1.01%)
CME日経平均先物 27010(大証終比:-220 -0.81%)

 きょうのNY株式市場は反落。ダウ平均は取引開始後から前日終値付近での振幅を続けていたが、次第に下げ幅を拡大している。市場は決算と米国債利回り上昇との間で錯綜しているようだ。

 取引開始前までに発表された決算への市場の反応は良好な一方、インフレとFRBのタカ派姿勢への警戒感で米国債利回りの上昇は続いている。米国債利回り上昇に敏感なIT・ハイテク株は軟調な動きが見られているものの、エネルギー関連や産業株はしっかり。

 決算の中でもネットフリックス<NFLX>のポジティブな反応が目立っている。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。有料会員数の伸びが予想以上に伸び、特に北米は予想外に増加した。今期中はさらに450万人の増加を見込んでいるようだ。同社の成長は数年前のような勢いはないが、今年前半の会員喪失は解消し、再び成長軌道に戻っていることが示されている。

 また、ユナイテッド航空<UAL>も決算にポジティブな反応が出ている。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。旅客収入が好調。アナリストも好調な需要動向とコスト改善を理由に前向きに評価している。

 市場からは、「今回の決算シーズンは、現在の売られ過ぎの状況と期待値低下を考慮すると、投資家心理をいくらか支援するかもしれない。しかし、利回りが低下し始めるまでは、この上昇に過度の期待をしない方が良い」との指摘も出ている。

 住宅関連株が揃って下落。取引開始前に9月の米住宅着工件数が発表され、予想以上の減少となった。着工件数のうち一戸建ては2020年5月以来の低水準。約20年ぶりの高水準にある住宅ローン金利が需要を減退させ、住宅着工に影響を及ぼしている状況を改めて示している。

ネットフリックス<NFLX> 274.71(+33.85 +14.05%)
ユナイテッド航空<UAL> 40.02(+2.77 +7.44%)

KBホーム<KBH> 26.38(-1.53 -5.48%)
レナー<LEN> 72.53(-4.34 -5.65%)
DRホートン<DHI> 68.01(-4.35 -6.01%)
ホーム・デポ<HD> 274.70(-10.36 -3.63%)
ロウズ<LOW> 182.25(-10.95 -5.67%)

アップル<AAPL> 143.24(-0.51 -0.35%)
マイクロソフト<MSFT> 235.82(-2.68 -1.12%)
アマゾン<AMZN> 114.90(-1.46 -1.25%)
アルファベットC<GOOG> 100.64(-0.75 -0.74%)
テスラ<TSLA> 220.22(+0.03 +0.01%)
メタ・プラットフォームズ<META> 133.77(+0.97 +0.73%)
AMD<AMD> 57.00(-0.92 -1.59%)
エヌビディア<NVDA> 120.11(+0.44 +0.37%)
ツイッター<TWTR> 51.86(+0.08 +0.15%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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