外為サマリー:一時1ドル138円40銭台に軟化、ユーロは対ドルや対円で堅調
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=138円50銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭弱のドル安・円高となっている。
29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円72銭前後と前週末に比べて1円10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米金融引き締めの長期化観測を背景に米長期金利が一段と上昇したことが支援材料となり、一時138円88銭まで上伸した。
ただ、前日の東京市場でつけた139円00銭を上抜くことはできず、この日の東京市場ではドル買いの勢いが後退。足もとでドル高・円安が進んだ反動からポジション調整のドル売り・円買いが出やすくなっているほか、時間外取引で米長期金利の上昇が一服していることも影響し、午前9時50分ごろには138円44円まで下押す場面があった。一方、欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ観測などを背景にユーロへの買いが目立っている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0006ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=138円57銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円72銭前後と前週末に比べて1円10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米金融引き締めの長期化観測を背景に米長期金利が一段と上昇したことが支援材料となり、一時138円88銭まで上伸した。
ただ、前日の東京市場でつけた139円00銭を上抜くことはできず、この日の東京市場ではドル買いの勢いが後退。足もとでドル高・円安が進んだ反動からポジション調整のドル売り・円買いが出やすくなっているほか、時間外取引で米長期金利の上昇が一服していることも影響し、午前9時50分ごろには138円44円まで下押す場面があった。一方、欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ観測などを背景にユーロへの買いが目立っている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0006ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=138円57銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS