下げ基調継続＝米国株後半

　ＮＹ時間の終盤に入ってダウ平均は７００ドルを超える下げとなるなど、軟調地合いが続いている。　前日比は、ダウ工業株３０種平均が８３４．３４ドル安の３万２４５７．４４ドル、ナスダック総合指数が４２５．０７安の１万２２１４．２０。

　きょうのＮＹ株式市場は、パウエル議長講演後二ドル高株安の動きが広がる中で軟調。講演テキストが報じられた直後に株安が進み、いったん買い戻しも、直後の安値を
割り込んで売りが出るという流れ。講演後、米ＦＲＢによる積極的な利上げ継続期待が広がっている。

　ダウ平均は朝はプラス圏で推移していたメルクなどもマイナス圏で30種全てがマイナス。　市場全体でハイテク関連の売りが目立つ中、セールスフォース、インテル、アッ
プルなどICT関連の売りが目立つ。

　ＧＡＦＡ関連は朝から大幅安。エヌビディアは8%を超える下げ。アルファベット、アマゾンも軟調。

　米紙による買収報道絡みで買いが出たゲーム会社エレクトロニック・アーツは依然堅調、決算絡みで大きく売られたソフトウェアＤＯＭＯは約30%の下げ。

エレクトロニック・アーツ　133.37（+5.76　+4.51%）
Ｄｏｍｏ　Ｉｎｃ　20.17（-8.50　-29.65%）

アルファベット（C）　111.92（-5.79　-4.92%）
フェイスブック　162.75（-6.03　-3.57%）
ネットフリックス　225.08（-8.90　-3.80%）
エヌビディア　164.43（-14.70　-8.21%）
ＩＢＭ　　130.97（-3.01　-2.25%）
アップル　 164.59（-5.44　-3.20%）
マイクロソフト　 270.50（-8.35　-2.99%）
インテル 　33.74（-1.15　-3.30%）

MINKABU PRESS