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ダウ平均は続伸して始まる 次の展開を探る動き=米国株序盤

NY株式7日(NY時間09:50)
ダウ平均   31330.57(+292.89 +0.94%)
ナスダック   11515.81(+153.96 +1.36%)
CME日経平均先物 26575(大証終比:+85 +0.32%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。リセッション(景気後退)への懸念は強まっているものの、高インフレとFRBの積極引き締めへの懸念は一服して来ており、株式市場も次の展開を探ろうとしている。

 本日の原油相場は買い戻しが膨らんでいるものの、これまでの急上昇を調整する動きも顕著になっており、米国債利回りも低下している。金利、原油などの圧力が緩和され、株式市場には値ごろ感からの買い戻しが入っているようだ。

 きょうは中国のインフラ投資への期待感が高まっている。中国財政省は地方政府に対して7-12月に1.5兆元(約2200億ドル)規模の特別債発行を許可することを検討と伝わったことが材料視されている。通常は地方政府債の発行は新会計年度が始まる1月1日以降になる。これはインフラの資金調達をかつてないほど加速させることになり、期待感も出ている模様。

 ただ、商いは薄く、依然として上値にも慎重で、様子見気分が強まっていることも事実。さらなる下値を警戒する声も根強く、その意味でも来週から始まる4-6月期決算を確認したい意向も強いようだ。

 市場からは、「景気後退への懸念が引き続き存在し、市場参加者が今月の不安定な決算シーズンを見据える中、直近の買い戻しに信頼感はない」との声も出ている

 きょうは半導体株に買い戻しが入り、ハイテク株をサポート。韓国のサムスンが4-6月期(第2四半期)の暫定決算を公表し、売上高が予想を上回る伸びを見込んでいたことで、業界全体に安心感が広がっている模様。地政学リスクや高インフレ、サプライチェーンの混乱で、世界中の企業や消費者がデバイス需要を低下させる中、半導体業界は需要鈍化が指摘され、株価も下値模索が続いていた。

 家庭用品や食品などディフェンシブ銘柄は軟調なものの、その他のエネルギーや銀行、産業、IT・ハイテクは買われ、ほぼ全面高となっている。

アップル<AAPL> 144.96(+2.04 +1.43%)
マイクロソフト<MSFT> 266.83(+0.62 +0.23%)
アマゾン<AMZN> 114.66(+0.33 +0.28%)
アルファベットC<GOOG> 2338.45(+34.18 +1.48%)
テスラ<TSLA> 717.35(+22.15 +3.19%)
メタ・プラットフォームズ<META> 170.26(+0.49 +0.29%)
AMD<AMD> 78.45(+3.10 +4.11%)
エヌビディア<NVDA> 155.92(+4.62 +3.05%)
ツイッター<TWTR> 38.65(+0.44 +1.15%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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