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ダウ平均は続伸して始まる 利上げ期待が緩む フェデックスが決算受け上昇=米国株序盤

NY株式24日(NY時間09:49)
ダウ平均   31045.13(+367.77 +1.20%)
ナスダック   11448.71(+216.52 +1.93%)
CME日経平均先物 26630(大証終比:+150 +0.57%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。株式市場はここ数週間、FRBがインフレ抑制のために積極引き締めを行い、それがリセッション(景気後退)を引き起こすとの懸念から圧力を受けてきた。

 FRBの利上げについては現時点で材料がほぼ出揃ったという状況。その中で、次のテーマは来年の景気後退に入っている。本当に来年にも景気後退に陥るのか、陥ったとしてもどの程度なのかに注目を集め出しているようだ。

 きょうは米国債利回りの下げが一服しているが、今週は大きく流れを変え、前日の米10年債利回りは一時3.00%付近まで急低下した。しかし、その動きが株式市場にとってはIT・ハイテク株中心に買戻しのきっかけを作っている模様。

 投資家はFRBの利上げ期待を和げている。センチメント系を中心に、弱い米経済指標の発表がこのところ相次いでいるが、「実は、悪いニュースが良いニュースであったという展開になっている」とのコメントも市場から聞かれる。経済活動が冷え込んでいるのは明らかだが、それに伴い、インフレもいずれ冷え込むはず。弱い経済指標は株式市場にとってはむしろ好ましいことだという。

 FRBは今後数カ月、動きを軟化させる可能性が高く、来年後半にも利下げ開始との予想も出始めている模様。成長は鈍化し、恐らく予想よりも早く金利は低下すると見出しているようだ。

 底打ちが期待される話かもしれないが、S&P500は年末までにさらに24%下落する恐れがあるとの見方も出ており、下値警戒感は依然として強いのも事実。

 宅配のフェデックス<FDX>が上昇。前日引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、ガイダンスで通期1株利益の見通しが予想を上回ったことが好感されている。

フェデックス<FDX> 242.22(+15.24 +6.71%)

アップル<AAPL> 140.70(+2.43 +1.76%)
マイクロソフト<MSFT> 265.35(+6.49 +2.51%)
アマゾン<AMZN> 114.29(+1.85 +1.65%)
アルファベットC<GOOG> 2312.93(+59.24 +2.63%)
テスラ<TSLA> 727.61(+22.40 +3.18%)
メタ・プラットフォームズ<META> 166.92(+8.17 +5.14%)
AMD<AMD> 84.70(+2.27 +2.75%)
エヌビディア<NVDA> 166.53(+4.28 +2.64%)
ツイッター<TWTR> 39.36(+0.68 +1.75%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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