シダックスは強力な上昇波動形成、「こども家庭庁」設置で国策恩恵を見込む
シダックス<4837>が3連騰で新値街道をまい進、5月17日にマドを開けて買われて以降は売り物を吸収し強力な上昇波を形成している。給食運営大手で学童保育施設の運営受託に力を入れており、「こども家庭庁」設置法案が今月15日の参院本会議で可決したことを受け、政策的な追い風が期待できる状況にある。同社はカラオケ事業から撤退してフードサービス事業などに傾注するなど、経営再建に動いたことが功を奏し、22年3月期営業利益は前の期比3.5倍と急拡大、続く23年3月期も前期比52%増の37億円を見込むなど好調を極めている。PERは10倍台と依然割安感があり、上値を見込んだ投資資金の攻勢が続いている。
出所:MINKABU PRESS
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