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ダウ平均は大幅続伸 値ごろ感の買い戻し JPモルガンが上昇=米国株概況

NY株式23日(NY時間16:24)
ダウ平均   31880.24(+618.34 +1.98%)
S&P500    3973.75(+72.39 +1.86%)
ナスダック   11535.27(+180.65 +1.59%)
CME日経平均先物 27115(大証終比:+65 +0.24%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。ダウ平均の上げ幅は一時700ドル超となった。ダウ平均は4月以降8週連続で下落しているが、さすがに下げ過ぎ感も出ており、値ごろ感の買い戻しが入ったようだ。バイデン大統領がトランプ前大統領時に導入した中国製品への関税引き下げを検討すると述べたことや、インフレの最大要因の1つとなっている原油価格に関連して、OPECに増産を求める声を強めたことも買戻しを誘発していた模様。

 IT・ハイテク株も序盤は売買が交錯していたが、アップル<AAPL>を始め、マイクロソフト<MSFT>、アルファベットC<GOOG>が上昇し、ナスダックも大幅高となっている。

 一部からは底打ちの議論も出ているが、その一方で、もう一段の下げも指摘されており、次の行方を見守っている状況。市場は米経済のリセッション(景気後退)の可能性を警戒する一方、米経済の健全性を示す可能性のあるデータも注視している。

 今週は5月分のFOMC議事録の発表が予定されている。市場は6月、7月もFRBは0.50%の大幅利上げを実施するとの見方で固めている。しかし、すでにそれは織り込み済みで、市場はFRBがどの程度積極的に利上げを実したいのか再度確認したい意向が強い。

 きょうはや銀行株が買い戻しが全体をリードしている。銀行株についてはJPモルガン<JPM>が純利息収入の見通しを560億ドルに上方修正したことが買い手掛かりとなった。JPモルガンのダイモンCEOは、米経済には大きな暗雲がある。暗雲と呼ぶのは、それが消える可能性があるからだ」と述べていた。

 クラウドコンピューティングのVMウェア<VMW>が大幅高。半導体のブロードコム<AVGO>が買収に向けて協議していると伝わった。実現すれば、今年最大級の買収となる可能性がある。

 オンライン人材サービスのアップワーク<UPWK>が下落。アナリストが投資判断を「中立」でカバレッジを開始したことが嫌気されている。

 エレクトロニック・アーツ(EA)<EA>が上昇。コムキャスト<CMCSA>のロバーツCEOが最近、傘下のNBCユニバーサルをスピンアウトし、EAと合併させることを模索しているとの観測報道が流れていた。ただ、アナリストからは否定的な見方が出ている。

 モバイルゲームのスキルズ<SKLZ>が下落。アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。

VMウェア<VMW> 119.43(+23.72 +24.78%)
ブロードコム<AVGO> 526.36(-16.83 -3.10%)
アップワーク<UPWK> 17.79(-0.54 -2.95%)
エレクトロニック・アーツ<EA> 133.77(+3.01 +2.30%)
スキルズ<SKLZ> 1.74(-0.09 -4.92%)

アップル<AAPL> 143.11(+5.52 +4.01%)
マイクロソフト<MSFT> 260.65(+8.09 +3.20%)
アマゾン<AMZN> 2151.14(-0.68 -0.03%)
アルファベットC<GOOG> 2233.33(+47.07 +2.15%)
テスラ<TSLA> 674.90(+11.00 +1.66%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 196.23(+2.69 +1.39%)
AMD<AMD> 95.07(+1.57 +1.68%)
エヌビディア<NVDA> 168.98(+2.04 +1.22%)
ツイッター<TWTR> 37.86(-0.43 -1.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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