アールテック・ウエノ---AMITIZA(R)アメリカ特許侵害訴訟関する和解合意を発表
アールテック・ウエノ<4573>は10日、AMITIZA(R)アメリカ特許侵害訴訟関する進捗を発表した。同社およびSucampo Pharmaceuticals, Inc.(以下、スキャンポ社)、ならびに武田薬品<4502>は、Anchen Pharmaceuticals, Inc. 、Par Pharmaceuticals, Inc. およびPar Pharmaceutical Companies, Inc.(以下併せて、Par 社)との間で、AMITIZA(R)(一般名:ルビプロストン)8μg ソフトカプセルおよび24μg ソフトカプセルに関して米国内で係属していた特許侵害訴訟を和解により終結させるための和解・ライセンス契約を10日付で締結した。
和解契約の条項に基づき、同社およびスキャンポ社は、同製品の特定の適応症についての後発医薬品(「許諾製品」)をPar社が米国内で販売することを、2021年1月1日または特定の状況下においてはそれ以前の日を開始日として、非独占的に許諾することとなる。2021年1月1日より、Par社は、契約期間中の許諾製品の粗利益を、スキャンポ社の各特許が失効するまでの期間においてスキャンポ社と分割する。Par社が、オーソライズドジェネリックを販売することを選択した場合には、製造供給契約の規定に従い、スキャンポ社はPar社に対して同製品を別途協議して定められる価格にて供給する。
また、スキャンポ社は、ルビプロストンの後発品の販売等の承認を求めてDr. Reddy’s Laboratories,Inc. (以下、Dr. Reddy’s)より米国食品医薬品局(以下、FDA)に対して提出された医薬品簡略承認申請 (ANDA)に関するパラグラフIV 証明の通知書面を受領したことを合わせて発表。同社も同様の通知書面をDr. Reddy’s より受領した。なお、本件により2014年5月14日公表の業績予想に修正を要する変更はない。
《TM》
提供:フィスコ