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4579 ラクオリア創薬

東証G
572円
前日比
-14
-2.39%
PTS
571.6円
10:01 09/11
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
52.4 2.20 1,424
時価総額 124億円
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ラクオリア創薬---新薬の開発化合物の導出による収益化を着実に推進へ


創薬ベンチャーのラクオリア創薬<4579>は14日、2013年12月期(2013年1-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が2.28億円、営業損益が21.37億円の赤字、経常損益が18.19億円の赤字、純損益が11.08億円の赤字となった。

事業面では、医薬候補品等の導出を目指して、新規顧客の開拓を行うとともに、国内外の導出候補先と導出交渉を重ねた結果、H.ルンドベック社(デンマーク)との間で特許ライセンス契約を締結した。研究開発面では、英国で実施していた5-HT4部分作動薬(RQ-00000010)の第I相臨床試験について総括報告書を最終化し、英国医薬品庁(MHRA)に提出した。探索研究においては、新たに共同研究を開始した旭化成ファーマほか2社を含めた大手製薬企業等5社との共同研究がそれぞれ順調に推移したほか、自社の探索段階の各プロジェクトも概ね計画どおりに推移した。

進行中の2014年12月期に向けて、事業面では、引き続き開発化合物の導出による収益化を着実に推進していくほか、研究開発面では、開発段階及び探索段階の各プロジェクトを進捗させることにより、製薬会社等との提携を推進していく。

2014年12月期の通期業績予想は、売上高が前期比31.8%増の3.00億円、営業損益が16.84億円の赤字、経常損益が16.85億円の赤字、純損益が2.82億円の赤字を見込んでいる。

同社は、先端科学技術を活用して、医療分野でニーズの高い疾患に対する新たな医薬品を生み出すことを目指す研究開発型の創薬企業である。独自に創出した新薬の開発化合物(低分子化合物医薬)を製薬会社等に対して導出(使用許諾契約によりライセンスアウト)することにより収益を得る。独創性の高い創薬分野において、探索研究から初期開発、導出までを一体化して進めるビジネスモデルにより効率化を図る点に特徴がある。

《FA》

 提供:フィスコ

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