アミューズ、今期経常を一転15％増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も10円増額

ています当社アーティスト出演の映像作品における劇場配給の分配収入や、ＤＶＤ販売も順調なことから、通期連結業績における営業収入は、増収見込みとなり、その増加に伴って営業利益、経常利益も増益見込みとなりました。　また、財務体質の改善を図るべく、下記記載の特別損益項目の計上がありますが、グループ経営の効率化を図るための、当社子会社のアミューズソフトエンタテインメント株式会社の吸収合併、株式会社エアーズの解散など（平成27年１月20日付「当社100％連結子会社の吸収合併に関するお知らせ」）による税金負担の減少もあり、当期純利益も増益となる見込みとなりました。２．特別損益の計上（1）特別利益の計上　　66百万円　　過年度に評価減を行った出資金に対する配当や投資有価証券の売却益によるものであります。（2）特別損失の計上　１）減損損失　　516百万円　　　当社は保有する資産の効率的運用と財務体質の強化推進のため、現在計画中の一部の施設の移転に伴い、当　　　該施設の固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、516百万円を減損損失として計上することといたしま　　　した。　２）関係会社株式評価損　　350百万円　　　当社が保有する関係会社株式のうち、ブラッセルズ株式会社において、最近の円安等の影響により、一部の店舗　　　において固定資産の減損損失を計上することとなり、同社の純資産が著しく下落する見込みとなりました。　　　また、当社が保有するKhan Enterprise Co., Ltd(韓国)においては、事業環境の悪化に伴い純資産が著しく下落する　　　見込みとなっております。　　　これらの株式については今後の見通しを勘案した結果、投資回収が長期にわたるとの判断に至ったため、将来的　　　な会計上のリスク回避を目的として健全性の観点から、関係会社株式評価損を計上することといたしました。　３）その他　　15百万円　　　当社が保有する「その他有価証券」に区分される投資有価証券の評価損や、当社が加入しております一部の生命　　　保険契約を解約することとした結果生じる保険解約損によるものであります。（注）上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、　　　その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく　　　異なる可能性があります。

　　株主の皆様に対する利益還元は重要な経営課題として認識しており、継続的に、安定した配当を行うことを基本方針としております。今回通期業績を修正したことを踏まえ、今後の事業展開を総合的に判断いたしました結果、平成27年３月期の期末配当金につきましては、1株につき普通配当25円とし、年間40円の配当予想に修正いたします。