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【材料】ボーイング、米司法省が737MAX墜落事故の訴追延期合意に違反と判断=米国株個別

(NY時間09:42)(日本時間22:42)
ボーイング<BA> 178.84(-1.92 -1.06%)

 ボーイング<BA>が下落。米司法省は2018年と19年に起きた2件の737MAX墜落事故に関連して、米司法省と結んだ訴追延期合意(DPA)に違反したと判断した。

 同省が前日に裁判所に提出した文書によると、同社は業務全体を通じて不正行為に関する米国の法律への違反を防止・検知するためのコンプライアンスおよび倫理プログラムの策定、実施、施行を怠たり、DPAに違反したと判断した。

 米司法省は、ボーイングに制裁を科すかどうか、その場合どのような措置となるかを含め、今後の対応をなお検討中だと説明。同社に対し、6月13日までに分析とコメントを提出するよう指示した。制裁を科す場合は、それを考慮に入れるとしている。

 それに対して同社は「われわれは訴追延期合意の条件を守ってきたと考えており、この問題について同省への回答機会に期待している」とコメントした。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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