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【市況】日経平均は17円安でスタート、レーザーテックやトヨタ自動車などが下落/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 38211.61 (-17.50)
TOPIX  : 2723.94 (-4.27)


[寄り付き概況]

 5月13日の日経平均は前週末比17.50円安の38211.61円と小反落でスタート。10日の米国市場でダウ平均は125.08ドル高の39512.84ドル、ナスダックは5.39ポイント安の16340.87で取引を終了。ソフトランディング期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。その後発表された5月ミシガン大消費者信頼感指数が大幅悪化し昨年11月来の低水準となったため景気減速懸念に相場は失速。

 同指数の期待インフレ率が予想外に上昇したほか連邦準備制度理事会(FRB)高官の年内の利下げを否定するタカ派発言を受け長期金利の上昇が重しとなりハイテクは下落に転じた。終盤にかけダウは再び上げ幅を拡大したがナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。シカゴ日経225先物は大阪比45円安の38195円。

 本日の日経平均は売り先行でスタート。一時下げ幅を100円超まで広げたものの、その後は再び下げ幅を縮めている。今週は米国で消費者物価指数(CPI)の発表を控え、やや様子見ムードも漂っているようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、トヨタ自動車<7203>、東京電力HD<9501>、三井E&S<7003>などが下落。一方、東エレク<8035>やディスコ<6146>、TOWA<6315>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>などが上昇。業種別では、不動産、非鉄金属、食料品などが下落率上位で推移している。

《CS》

 提供:フィスコ

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