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【材料】インテルが下落 ファーウェイ向け半導体の輸出許可取り消しで=米国株個別

(NY時間10:56)(日本時間23:56)
インテル<INTC> 29.91(-0.78 -2.53%)
クアルコム<QCOM> 180.05(-0.10 -0.06%)

 米政府は、中国のファーウェイ向け半導体の輸出許可を取り消し、ファーウェイがクアルコム<QCOM>やインテル<INTC>などからの半導体購入のライセンスを取り消したと伝わっている。このニュースを受けて、本日のインテル<INTC>の株価は下落している。

 インテルは取引開始前に、4ー6月期(第2四半期)の売上高が以前に示した見通しから下振れる可能性に言及していた。同社は本日の発表文で、4-6月の売上高は依然として従来の予想レンジ125億-135億ドルの範囲内には留まると見ているが、中間値は下回るとの見解を示した。一方、通期の増収増益も引き続き見込むという。

 米政府はまた、ファーウェイに半導体を供給した疑いのある中国企業6社に対し、制裁を科すことも検討しているという。ファーウェイは2019年から米国の貿易制限対象とされている。

 なお、クアルコム<QCOM>も下落して始まったものの、売り一巡後は買い戻され、下げをほぼ解消している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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