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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 FフォースG、ダイハツデ、高島屋 (29日大引け後 発表分)

FフォースG <日足> 「株探」多機能チャートより

 6月29日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 FフォースG <7068> [東証G]  ★今期経常は33%増で6期連続最高益更新へ
 ◆23年5月期の連結経常利益は前の期比11.8%増の10.2億円に伸びて着地。続く24年5月期も前期比32.7%増の13.5億円に拡大し、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はSaaS事業でソーシャルログインやデータフィード管理ツールの成長継続を見込むほか、DX事業はShopifyアプリに関連する収益の積み増しや顧客獲得の強化によって黒字化を目指す。

 メディカルN <3645> [東証G]  ★前期経常を33%上方修正
 ◆23年5月期の連結経常利益を従来予想の3.2億円→4.2億円に32.7%上方修正。減益率が29.3%減→6.2%減に縮小する見通しとなった。メディア・プラットフォーム事業や医療BtoB事業で利益率の高いサービスの販売が好調だったことが寄与。適切な人員配置による効率的な運営に加え、円安進行で為替差益が発生したことも利益を押し上げた。

 ダイハツデ <6023> [東証S]  ★今期最終を一転5%増益に上方修正
 ◆24年3月期の連結最終利益を従来予想の20億円→31億円に55.0%上方修正。従来の32.2%減益予想から一転して5.2%増益見通しとなった。持ち分法適用会社であるOFFICINE MECCANICHE TORINOの全保有株売却に伴い、売却益が発生することが最終利益を押し上げる。

 高島屋 <8233> [東証P]  ★今期経常を7%上方修正
 ◆24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比59.2%増の116億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの収束傾向に伴う客数増加やインバウンド需要の伸長を背景に、国内百貨店の売上高がコロナ前の19年と同水準まで回復したことが寄与。商品別では高額品や利益率の高いファッションが好調だった。また、コスト構造改革の進展も大幅増益につながった。
  業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の350億円→375億円に7.1%上方修正。増益率が1.4%増→8.6%増に拡大する見通しとなった。

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