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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後は、次第に利益確定に伴うロング解消が優勢に


 日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の2万7660円(+0.25%)前後で推移。寄り付きは2万7730円と、買い先行ながらシカゴ日経平均先物清算値(2万7805円)を下回って始まった。その後2万7870円まで買われたが、買い一巡後は次第に利益確定に伴うロングの解消が優勢となったようだ。ボリンジャーバンド+1σまで上昇したことで、利食いは出やすい水準でもある。終盤にかけて2万7640円まで上げ幅を縮めたもののプラス圏をキープしている。

 日経平均株価は配当落ち分(約250円)を吸収してくるかが注目されていた。寄り付き直後に2万7876円38銭まで上昇し、前日終値まであと7円40銭に迫ったが、プラス圏に届かなかったことでいったん利益を確定する流れに向かったようだ。もっとも、配当落ち分以上の下落にはなっておらず、ショートは仕掛けづらいだろう。売り一巡後の底堅さが意識されるようだと、改めてロングに向かわせそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.99倍に低下した。一時14.03倍に上昇する場面も見られたが、米ハイテク株が買われるなか、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]が買い一巡後に軟化しており、方向感をつかみづらくさせている。


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