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【特集】「セルロースナノファイバー」が14位に急浮上、用途の拡大が報じられる<注目テーマ>

日本紙 <日足> 「株探」多機能チャートより
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 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「セルロースナノファイバー」が14位に急浮上している。

 24日付の日本経済新聞で「植物由来の新素材『セルロースナノファイバー(CNF)』の用途が広がり始めた」と紹介されたことをきっかけに、改めて関心が高まっているようだ。

 セルロースナノファイバーとは、植物の細胞壁を構成するセルロースを太さ10ナノメートル(ナノは10億分の1)以下に細かくした繊維で、樹脂などの素材と組み合わせて使用する。重さは鉄の5分の1程度であるのに対して、強度は約5倍。耐衝撃性・耐熱性にも優れているといわれている。

 記事によると、既に化粧品や食品分野での応用が進んでいるとしており、CNF入りのどら焼きが販売されていることなどを紹介。更に、自動車や半導体などの工業用途でも開発が進んでいるとしており、今後の用途開発の進展と市場拡大への注目度が高まっている。

 この日の関連銘柄の動きとしては、日本製紙<3863>や阿波製紙<3896>、星光PMC<4963>などが堅調な動き。また、記事で「建築資材向けに出荷を始めた」と報じられた王子ホールディングス<3861>も底堅い動きとなっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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