市場ニュース

戻る
 

【市況】個別銘柄戦略:仮想通貨関連やAI関連に注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

6日の米国市場ではNYダウが570ドルを超す下落となった。朝方はこれにサヤ寄せする格好から先物主導のインデックス売りが先行する格好となるが、このところは下値の堅さも意識されてきているため、5日、25日線レベルでの攻防になりそうだ。また、海外投資家の売り越しはこれで12週連続となる。売り越し額が大きく膨らむ格好となったが、現物については48億円の買い越しに転じてきており、海外投資家の需給変化も意識される。引き続き米中貿易摩擦の行方に振らされやすい状況が続くほか、11日に北朝鮮最高人民会議、15日に北朝鮮金日成主席誕生日があり、地政学リスクへの警戒が高まりやすい面もあり、方向感を掴みづらくさせよう。とはいえ、先週の動きを見る限りでは、下値の堅さが意識されており、リバウンドを意識したスタンスになりそうだ。テーマとしては仮想通貨関連やAI関連、直近IPO銘柄へ感心が集まりやすい。
《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均