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【市況】NY株式:ダウは51ドル安、著名投資家の弱気発言受け警戒感強まる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

17日の米国株式相場は下落。ダウ平均は51.98ドル安の18086.40、ナスダックは14.34ポイント安の5199.82で取引を終了した。朝方は主要企業の決算内容が好感された一方で、10月ニューヨーク連銀製造業景況指数や9月鉱工業生産が予想を下振れたことが嫌気され小動きとなった。著名投資家のテッパー氏やアイカーン氏などが相次いで株式市場に弱気の発言を行ったことで、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別では、公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で消費者・サービスや小売が下落した。

原油相場の下落を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やチェサピーク・エナジー(CHK)などエネルギー関連会社が軟調推移。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は新製品の発表を延期し、下落。銀行大手のウェルズファーゴ(WFC)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。一方で、玩具メーカーのハズブロ(HAS)や大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は決算内容が好感され、上昇した。

動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)はマーケット終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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