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【材料】小野薬が続落、中医協で薬価の特例的見直しが提案される

小野薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
 小野薬品工業<4528>が続落。厚生労働省は24日、諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)の専門部会で、高額ながん治療薬「オプジーボ」について、次回の薬価改定を待たずに薬価を特例的に見直すことを提案しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

 「オプジーボ」は、皮膚がんの一種であるメラノーマの治療薬として14年9月に発売され、患者数が年数百人規模と少数であることから100ミリグラム約73万円の薬価が中医協で認められたが、昨年12月から肺がんも適用となったことで対象患者が数万人規模に拡大。現行制度では適用拡大による薬価改定は行われないことから、今回の見直し提案となった。なお、年末までに結論を出す方針だ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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